第14戦ハンガリーGPのプラクティスは、8月22日現地時間14時05分からバラトンパーク・サーキットで行われ、先週末の第13戦オーストリアGPで今季2度目の優勝を挙げた総合3位ディオゴ・モレイラが週末最初のセッション、フリープラクティス1で4番手だった後、11ラップ目の12コーナーで今季4度目の転倒を喫したが、14ラップを周回して今季5度目の1番時計を記録。
セナ・アギウス、フィリップ・サラッチ、アドリアン・ウエルタスとともに第10戦オランダGP前の6月25日に市販車を持ち込んで当地を走行した経験を活かし、プラクティスで開幕戦タイGP以来今季2度目の1番手に進出した。
Diogo Moreira loses the front at Turn 12 💥#HungarianGP 🇭🇺 pic.twitter.com/GU0CYhAGSk
— MotoGP™🏁 (@MotoGP) August 22, 2025
気温26度、路面温度39度のドライコンディションの中、総合13位フィリップ・サラッチは午前のセッションで3番手だった後、午後は0.172秒差の2番手に浮上。
ポイントリーダーのマヌエル・ゴンザレスは第9戦イタリアGP以来今季7度目の1番手発進を決めた後、0.176秒差の3番手。
総合25位アドリアン・ウエルタスは4番手。総合15位アロンソ・ロペス、総合17位ダビド・アロンソ、総合19位コリン・ベイヤー、総合18位イバン・オルトラが続き、総合14位イサン・グエバラは9番手。
総合22位佐々木歩夢は、フリープラクティス1で13ラップを周回。7ラップ目の5コーナーで今季11度目の転倒を喫して15番手だったが、プラクティスは15ラップを周回して0.379秒差の10番手に浮上。
前戦でポールポジションから2位を獲得した総合12位ダニエル・オルガドは、最多21ラップを周回して11番手。総合5位ジェイク・ディクソンは12番手。
総合2位アロン・カネトは0.676秒差の21番手。総合6位チェレスティーノ・ヴィエッティは22番手。総合4位バーリー・バルトゥスは23番手。
國井勇輝はフリープラクティス1で18ラップを周回して27番手。プラクティスは19ラップを周回して1.602秒差の27番手。
第7戦イギリスGP後に左肩を手術した総合24位マリオ・アジとサマーブレイク期間中のトレーニングアクシデントが原因で骨折した左足のくるぶしを手術した総合7位デニス・オンジュの負傷代役として、前戦に続きナカリン・アティラプワパとダニエル・ムニョスが継続参戦。
セルジオ・ガルシア
総合9位セナ・アギウスは前戦で他車同士の接触に巻き込まれて転倒した際に頭部を強打。サーキット近郊の病院に搬送され、月曜日にはスペイン・バルセロナ市内の大学病院で精密検査を受け、休養が必要なことから欠場を決断。リキモリ・ダイナボルト・インタクトGPは代替として、第8戦アラゴンGP後に所属していたOJモーター-フリンサ-MSIの間で双方合意の下、契約を終了していたセルジオ・ガルシアを招集した。
公式予選
決勝レースのグリッドを決定する公式予選1は8月23日13時45分(20時45分)、公式予選2は14時10分(21時10分)開始。
RESULTS