マルク・マルケスがティソ・スプリントで今季13勝目

スタート直後の1コーナーでインシデントが発生、ペルタミナ・エンドゥーロ・VR46・レーシング・チームの両雄が表彰台を獲得

第14戦ハンガリーGPティソ・スプリント(周回数13ラップ)は、8月23日現地時間15時00分からバラトンパーク・サーキットで行われ、ポールポジションのマルク・マルケスがホールショットを決め、ポジションを維持すると、2ラップ目、4ラップ目、6ラップ目にファステストラップを刻んでレースの主導権を握り、公式予選後に想定していたラップタイムで周回を重ね、第8戦アラゴンGPから7戦連続13度目の優勝を挙げた。

スタート直後のインシデント

気温23度、路面温度36度のドライコンディションの中、6番グリッドのファビオ・クアルタラロは、スタート直後イン側から進入した1コーナーで多重クラッシュを回避するために、ブレーキを緩めて、真っ直ぐに突っ込んだことから、外側に位置していた4番グリッドのエネア・バスティアニーニに激突。ファビオ・クアルタラロは転倒を喫し、エネア・バスティアニーニは転倒を回避して20番手まで後退したが、9コーナーで18番グリッドのヨハン・ザルコと接触して2人が転倒。

ペルタミナ・エンドゥーロ・VR46・レーシング・チーム

3番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオと5番グリッドのフランコ・モルビデリは、スタート直後の1コーナーで発生したインシデントを回避して2番手と3番手に浮上。ファビオ・ディ・ジャンアントニオは2.095秒差の2位でチェッカーフラッグを受け、第7戦イギリスGP以来今季2度目の表彰台、2023年11月の第19戦カタールGP以来となる自己最高位を獲得すれば、フランコ・モルビデリは3.595秒差の3位に入り、第4戦カタールGP以来今季2度目の表彰台。

BK8・グレシーニ・レーシングの両雄、8番グリッドのフェルミン・アルデグエルは5位、11番グリッドのアレックス・マルケスは8位。

15番グリッドのフランチェスコ・バグナイアは14.891秒差の13位。ショートレースが始まった2023年以降、完走したレースで今季の第8戦アラゴンGPと第11戦ドイツGPの12位を下回るキャリアのワーストリザルトでフィニッシュ。

ベストリザルト

9番グリッドのルカ・マリーニは4.890秒差の4位。10番グリッドのジョアン・ミルは6位。2人がホンダに加入してからショートレースでのベストリザルトを獲得。

今季初のポイント圏内

2番グリッドのマルコ・ベツェッキはインシデントの影響を受けて8番手まで後退した後に7位。17番グリッドのホルヘ・マルティンは今季初めてポイント圏内となる9位。16番グリッドのラウール・フェルナンデェスは11位。21番グリッドの小椋藍は15.467秒差の15位。

12番グリッドのポル・エスパルガロは10位。7番グリッドのペドロ・アコスタはスタート直後のインシデントで11番手に後退した後、10番手に浮上した直後の6ラップ目11コーナーで週末3度目の転倒を喫したが、最後まで走って17位。13番グリッドのブラッド・ビンダーは他車との接触が影響してピットレーンに戻ったが、最後まで走って18位。

14番グリッドのジャック・ミラーはヤマハ勢の最高位となる12位19番グリッドのミゲール・オリベイラは14位。20番グリッドのアレックス・リンスは1ラップ目の9コーナーで発生した接触を回避するためにコースアウトを喫して最後尾の18番手まで後退して16位。

チャンピオンシップ

ポイントリーダーのマルク・マルケスは12ポイントを加算。総合2位アレックス・マルケスに対して、アドバンテージを142ポイント差から152ポイント差に拡大。

Sprint rider standings, Michelin® Grand Prix of Hungary
Sprint rider standings, Michelin® Grand Prix of Hungary

決勝レース

8月24日の決勝レース(周回数26ラップ)は現地時間14時00分(21時00分)スタート。

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