ドゥカティが6年連続7度目のタイトルを獲得

コンストラクター部門のタイトルを2020年から連続して制覇。トリプルクラウンに向けて、ライダー部門とチーム部門も狙う

ドゥカティは、第15戦カタルーニャGPのティソ・スプリントでマルク・マルケスが優勝を挙げ、コンストラクター部門で12ポイントを加算したことから、総合2位アプリリアとのアドバンテージを287ポイント差に拡大。グランプリレースと7戦を残して、タイトルを獲得した。

7度目のタイトル獲得

ドゥカティが初めてタイトルを獲得したのは、2003年に参戦を開始してから5年目の2007年。以降、ホンダ、ヤマハに次ぐ総合3位に位置していたが、2020年に13年ぶりとなる2度目のタイトルを獲得すると、2024年までに5年連続してタイトルを連覇。

参戦23年目の今シーズンにティソ・スプリントで開幕戦タイGPから15連勝を挙げたことで、25度のタイトルを誇るホンダ、16度のMVアグスタ、14度のヤマハに続き、7度のスズキに並んだ。

トリプルクラウンの可能

ライダー部門は、ドゥカティ機を走らせる6人がトップ8に進出。ポイントリーダーのマルク・マルケスは、第15戦カタルーニャGPグランプリレースの結果次第では、来週末にミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで開催されるホームグランプリ、第16戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPでタイトルを獲得する可能性がある。

チーム部門は、ライダー部門の総合1位マルク・マルケスと総合3位フランチェスコ・バグナイアに進出する2人を起用するドゥカティ・レノボ・チームが開幕から総合1位に位置。サテライトチームの総合2位BK8・グレシーニ・レーシングと総合3位ペルタミナ・エンドゥーロ・VR46・レーシング・チームに対して、ポイント差を289と373に拡大。総合4位レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシングには430ポイント差。

残り507ポイントのタイトル争いにおいて、ファクトリーチームが2年連続5度目、ドゥカティ系のチームが2021年から5年連続6度目のタイトルを獲得する可能性が高く、2022年から4年連続5度目となる三冠の可能性も現実味を帯びてきた。

 

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