マルク・マルケスがティソ・スプリントで今季14勝目

アレックス・マルケスがトップ走行中に転倒、ファビオ・クアルタラロ2位、ペドロ・アコスタ4位、ヨハン・ザルコ7位、小椋藍アプリリア最高位9位進出

第15戦カタルーニャGPティソ・スプリント(周回数12ラップ)は、9月6日現地時間15時00分からバルセロナ-カタルーニャ・サーキットで行われ、3番グリッドのマルク・マルケスがスタート直後の2コーナーで4番手に後退したが、2ラップ目の1コーナーで2番手に浮上してトップを追走。9ラップ目トップに飛び出して、第8戦アラゴンGPから8戦連続14度目の優勝を挙げた。

トップ走行中に転倒

気温28度、路面温度40度のドライコンディションの中、ポールポジションのアレックス・マルケスはホールショットを決め、レースの主導権を握り、8ラップ目には2番手のマルク・マルケスに1.3秒差までアドバンテージを広げたが、9ラップ目の10コーナーで今季15度目の転倒。

ショートレースベストリザルト

2番グリッドのファビオ・クアルタラロは2ラップ目に3番手、9ラップ目2番手に浮上して1.299秒差の2位。第11戦イギリスGPに続き今季2度目の表彰台、2023年に始まったショートレースで自己最高位を獲得すれば、16番グリッドのミゲール・オリベイラは10位。最終ラップに抜かれ、0.090秒差で今季初のポイント圏内を逃せば、14番グリッドのジャック・ミラーは12位。20番グリッドのアレックス・リンスは15位。

2戦連続4度目のポイント圏外

6番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは3.653秒差の3位。2戦連続3度目の表彰台を獲得。21番グリッドのフランチェスコ・バグナイアは14.463秒差の14位。

三つ巴のインテンスバトル

序盤から3台のKTMが激しくポジションを入れ替わるバトルを展開。5番グリッドのペドロ・アコスタが競り勝っては5.868秒差の4位に入り、9番グリッドのエネア・バスティアニーニはアコスタから0.045秒差の5位。11番グリッドのブラッド・ビンダーはバスティアニーニから0.030秒差の6位。22番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは17位完走。

ホンダ2台ポイント圏内

7番グリッドのヨハン・ザルコは7.017秒差の7位。10番グリッドのルカ・マリーニはザルコから0.329秒差の8位。17番グリッドのジョアン・ミルは13位。19番グリッドのアレイシ・エスパルガロは16位。24番グリッドのソムキアット・チャントラは18位完走。

小椋藍アプリリア勢最高位

8番グリッドの小椋藍は1ラップ目12番手、2ラップ目13番手、4ラップ目14番手まで後退したが、8ラップ目11番手、9ラップ目10番手に浮上。最終ラップにミゲール・オリベイラを抜いて8.488秒差の9位に入り、開幕戦タイGP、第3戦アメリカズGP、第4戦カタールGPに続き、今季4度目のポイント圏内に進出。

15番グリッドのラウール・フェルナンデェスは11位。23番グリッドのロレンソォ・サバドーリは技術的問題が発生したことからリタイア。

ダブルクラッシュx2

4番グリッドのフランコ・モルビデリは1ラップ目16番手に後退した後、6ラップ目の10コーナーで今季15度目の転倒を喫した際に外側に位置していた18番グリッドのホルヘ・マルティンを巻き込み、13番グリッドのフェルミン・アルデグエルは8ラップ目の5コーナーで今季11度目の転倒を喫して12番グリッドのマルコ・ベツェッキを巻き込んだ。

チャンピオンシップ

ポイントリーダーのマルク・マルケスは12ポイントを加算。17位だった第12戦チェコGPに続き、今季2度目の0ポイントに終わった総合2位アレックス・マルケスに対して、アドバンテージを175ポイント差から187ポイント差に拡大すれば、2戦連続4度目のポイント圏外、3戦連続6度目の0ポイントとなった総合3位フランチェスコ・バグナイアは239ポイント差。

コンストラクター部門は、ドゥカティが12ポイントを加算。アプリリアに対して、アドバンテージを287ポイント差に広げたことから、7戦を残してタイトルを獲得した。

決勝レース

9月7日のグランプリレース(周回数24ラップ)は現地時間14時00分(21時00分)スタート。

RESULTS

 

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