アンヘル・ピケラスが混戦制し今季4勝目

最後まで10人が優勝表彰台争いを繰り広げ、ホセ・アントニオ・ルエダ2位、古里太陽3位、山中琉聖9位まで挽回

第15戦カタルーニャGP決勝レース(周回数18ラップ)は、9月7日現地時間11時00分からバルセロナ-カタルーニャ・サーキットで行われ、3番グリッドのアンヘル・ピケラスがスタートからグループ内で繰り広げられたバトルを繰り返すと、最終ラップの1コーナーでトップに飛び出し、第2戦アルゼンチンGP、第4戦カタールGP、第13戦オーストリアGPに続き、今季4勝目を挙げた。

ロングラップペナルティから表彰台

気温25度、路面温度29度のドライコンディションの中、6番グリッドのホセ・アントニオ・ルエダはプラクティスで低速走行から他車の走行に影響を与えたから科せられたロングラップペナルティを3ラップ目に消化して2.3秒差の15番手に後退したが、11ラップ目トップに飛び出し、最終コーナーの1コーナーで1番手から4番手に後退したが、0.081秒差の2位でチェッカーフラッグを受け、3戦ぶり10度目の表彰台を獲得。

今季2度目の表彰台

11番グリッドの古里太陽は、15ラップ目にファステストラップを刻み、最終ラップの最終コーナーで抜かれたが0.156秒差の3位。第4戦カタールGP以来11戦ぶり今季2度目の表彰台を獲得。

Taiyo Furusato, Honda Team Asia, Monster Energy Grand Prix of Catalonia
Taiyo Furusato, Honda Team Asia, Monster Energy Grand Prix of Catalonia

ポールポジションのダビド・アルマンサと5番グリッドのアドリアン・フェルナンデェスは4位と5位。7番グリッドのグイド・ピニは新人勢の最高位となる6位。2番グリッドのジョエル・ケルソは7位。4番グリッドのダビド・ムニョスは8位。

最後尾から9位

公式予選2で5番手に進出した山中琉聖は、公式予選1のセッション中に走行ライン上でスピードを落として他車の走行に影響を与えたことから最後尾に降格するグリッドペナルティが科せられ、26番グリッドからスタートすると、1ラップ目22番手、2ラップ目18番手、5ラップ目15番手、8ラップ目トップグループに追いつき、10ラップ目9番手、12ラップ目には6番手まで浮上して、1.240秒差の9位まで挽回。

14番グリッドのバレンティン・ペローネは10位。9番グリッドのマキシモ・キレスはトップグループ内で走行中に他車との接触が原因でコースアウトを喫したことから12位。

チャンピオンシップ

ポイントリーダーのホセ・アントニオ・ルエダは20ポイントを加算。総合2位アンヘル・ピケラスは69ポイント差から64ポイント差に接近すれば、総合3位マキシモ・キレスは86ポイント差から102ポイント差に引き離され、総合11位古里太陽は7位に浮上。総合8位山中琉聖は11位に後退した。

RESULTS

 

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