ＢＫ８・グレシーニ・レーシングは、９月１９日に起用３年目の今シーズンに２０２４年型のドゥカティ機に乗り込んで総合２位に進出するアレックス・マルケスが来シーズン提携先のドゥカティ・コルセからファクトリーバイクが供給されると発表した。
プレミアクラス６年目、ドゥカティ機使用３年目の２０２５年シーズンは、第１６戦サンマリノ＆リビエラ・ディ・リミニＧＰを終えた時点で、ティソ・スプリントで１勝を含む１３度の表彰台、グランプリレースで２勝を含む９度の表彰台を獲得。２０２２年型を駆けた２年前の総合９位（１１７ポイント）、２０２３年型を走らせた１年前の総合８位（１７３ポイント）を大きく上回り、３３０ポイントを稼ぎ、自己最高位となる総合２位に進出している。
アレックス・マルケス
「グレシーニ・レーシングと共にファクトリーマシンを駆ってレースに参戦することは、光栄なこと。チームはここ数シーズン、素晴らしい仕事をしてきた。これは僕自身だけでなく、チーム全員のご褒美だと思う。僕たちの夢に向けた一歩であり、２０２６年にはさらに良い結果を出すための前進となるだろう。ナディア・パドバーニとチームのみんな、そして常に僕を大切な存在であるかのように接してくれたジジ・ダリーニャとドゥカティに感謝したい。」
ナディア・パドバーニ（チームオーナー）
「これがグレシーニ・レーシングにとって大変重要なニュースです。アレックス・マルケスとチームに信頼を寄せてくれたドゥカティとジジ・ダリーニャに感謝します。今年、そして過去のシーズンで得た成果が、この素晴らしい節目へと導いてくれました。来シーズンからアレックスがファクトリーマシンで参戦することを大変嬉しく思います。チーム一丸となって、さらなる飛躍を目指します。２０２５年は忘れられない年になるでしょう。２０２６年が楽しみです。」
ジジ・ダリーニャ（ドゥカティ・コルセ/ジェネラルマネージャー）
「アレックス・マルケスのシーズンは印象的でした。一連の評価を経て、ドゥカティ・コルセは、ライダーと彼のワーキンググループがさらなる成長を遂げられるよう、支援体制を強化することを決定しました。アレックスはデスモセディチＧＰのポテンシャルを最大限に引き出しており、来シーズンも新たなアップデートによって、さらに成長していくと確信しています。これはドゥカティファミリー全体にとって付加価値となるでしょう。」