第１８戦インドネシアＧＰの公式予選は、１０月４日現地時間１０時５０分からペルタミナ・マンダリカ・インターナショナル・サーキットで行われ、初日午後のプラクティスで１番手に進出したマルコ・ベッツェッキが２日目午前のフリープラクティス２で１番手を維持した後、セクター１、２、３で違いを作り、１年前の２０２４年にホルヘ・マルティンが樹立したオールタイムラップレコード（１分２９秒０８８）を０.２５６秒更新する１分２８秒８３２を記録。第１３戦オーストリアＧＰ、第１６戦サンマリノ＆リビエラ・ディ・リミニＧＰに続き、今季３度目のポールポジションを奪取した。

ラウール・フェルナンデェス予選最高位

気温２９度、路面温度が５３度のドライコンディションの中、プラクティスで５番手に進出したラウール・フェルナンデェスは０.４５２秒差の３番手。昨年７月の第８戦ドイツＧＰ以来となる予選最高位タイ、今季の予選最高位を獲得し、アプリリア２台が昨年６月の第６戦カタルーニャＧＰ以来今季今季初めて１列目に進出。

シーズンベストのクオリファイング

プラクティスで２番手に進出したフェルミン・アルデグエルは０.３９８秒差の２番手。第６戦フランスＧＰの予選４番手を上回り、今季の予選最高位、初めての１列目を獲得。プラクティスで１０番手のアレックス・マルケスは７ラップ目の１３コーナーで今季１７度目の転倒を喫して７番手。

シーズンワーストのクオリファイング

プラクティスで１１番手だったマルク・マルケスはフリープラクティス２で１１番手だった後、昨年７月の第９戦ドイツＧＰ以来今季初めての公式予選１を２番手で通過すると、公式予選２は０.９４１秒差の９番手まで挽回したが、今季初めてトップ４に進出できず、昨年１０月の第１６戦日本ＧＰ以来となる３列目。

年間の予選最速者を決定するプライベートタイトル『BMW M Award』で総合２位とアドバンテージを６９ポイント差とし、残り４戦１００ポイントの争いにおいて、２０１９年以来６年ぶりとなるタイトル奪回に向けて前進。

プラクティスで１８番手のファビオ・ディ・ジャンアントニオは公式予選１を１番手で通過すると、公式予選２は１１番手。

ヤマハ加入後予選最高位

プラクティスで８番手だったアレックス・リンスは、第９戦イタリアＧＰ以来今季３度目の公式予選２で９ラップ目に今季８度目の転倒を喫したが、７ラップ目に０.５０４秒差の４番手に入り、ヤマハに加入してから初めて２列目に進出。

プラクティスで７番手だったファビオ・クアルタラロはフリープラクティス２で２番手に浮上した後、３ラップ目の１５コーナーで今季１１度目の転倒を喫して０.９３９秒差の８番手。プラクティスで９番手のミゲール・オリベイラは今季初めて公式予選２で１０番手。

プラクティスで３番手に進出したペドロ・アコスタは０.５１１秒差の５番手。

プラクティスで４番手に進出したルカ・マリーニは０.６８１秒差の６番手。プラクティスで６番手のジョアン・ミルは１２番手。

公式予選１

プラクティスで１２番手だったフランコ・モルビデリは０.１３６秒差の３番手。０.０４８秒差で公式予選２への進出を逃し、プラクティスで１６番手のジャック・ミラーは４番手。プラクティスで１３番手のブラッド・ビンダーは５番手。

プラクティスで１７番手のフランチェスコ・バグナイアは第１５戦カタルーニャＧＰ以来今季５度目の公式予選１で０.４１４秒差の６番手。

プラクティスで１５番手のエネア・バスティアニーニは８ラップ目の１コーナーで週末２度目、今季１４度目の転倒を喫して７番手。プラクティスで１４番手のヨハン・ザルコ、プラクティスで２０番手のソムキアット・チャントラが続き、第１１戦ドイツＧＰで脱臼骨折した左肩の状態が良くないプラクティスで１９番手のマーベリック・ビニャーレスは最後尾の１０番手。

ティソ・スプリント

１０月４日のショートレース、ティソ・スプリント（周回数１３ラップ）は現地時間１５時００分スタート。

RESULTS