マンダリカ逆転劇!マルコ・ベッツェッキがティソ・スプリント優勝

フェルミン・アルデグエルとラウール・フェルナンデェスがティソ・スプリントで初表彰台獲得、マルク・マルケスにロングラップペナルティ

第18戦インドネシアGPティソ・スプリント(周回数13ラップ)は、10月4日現地時間15時00分からペルタミナ・マンダリカ・インターナショナル・サーキットで行われ、ポールポジションのマルコ・ベッツェッキがスタートミスで8番手まで後退したが、1ラップ目6番手に浮上。

4ラップ目2.7秒差までギャップが広がったが、5ラップ目3番手、8ラップ目2番手に浮上して、1.9秒差のトップを追走すると9ラップ目に3度目のファステストラップを刻み、最終ラップに逆転。第16戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPに続き、今季2勝目を挙げた。

初表彰台獲得

気温29度、路面温度が52度のドライコンディションの中、2番グリッドのフェルミン・アルデグエルはスタート直後の2コーナーでトップに飛び出してレースをリード。7ラップ目には後続に2.1秒差までアドバンテージを広げたが、最終ラップに逆転を許して0.157秒差の2位。3位に進出した第8戦アラゴンGP今季3度目の表彰台、自己最高位を獲得すれば、7番グリッドのアレックス・マルケスは4位。

ダブルポディウム

3番グリッドのラウール・フェルナンデェスは4.062秒差の3位。第12戦チェコGPの6位を上回る初表彰台、自己最高位を獲得。アプリリアがショートレースで2023年9月の第11戦カタルーニャGP以来となる2度目のダブルポディウムを達成。

ロングラップペナルティ

9番グリッドのマルク・マルケスは1ラップ目に6番手から5番手に浮上する際にアレックス・リンスと接触したことから、ロングラップペナルティが科せられ3ラップ目に7番手から13番手に後退したが、9.772秒差の6位まで挽回。

13番グリッドのフランコ・モルビデリは7位。11番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは8位。16番グリッドのフランチェスコ・バグナイアは29.393秒差の14位。

タイヤプレッシャー違反

12番グリッドのジョアン・ミルはホンダ勢の最高位となる8.759秒差の5位。6番グリッドのルカ・マリーニは9.621秒差の6番手でフィニッシュしたが、タイヤプレッシャーの違反が発覚し、8秒加算のペナルティが科せられて13位。18番グリッドのヨハン・ザルコは14番手走行中の10ラップ目17コーナーで転倒。19番グリッドのソムキアット・チャントラは1ラップ目の14コーナーで転倒。

10番グリッドのミゲール・オリベイラはヤマハ勢最高位の9位。今季初めてポイント圏内に進出すれば、14番グリッドのジャック・ミラーは11位。4番グリッドのアレックス・リンスは1ラップ目にマルク・マルケスと接触してコースアウトで最後尾に後退した後、12位で完走。8番グリッドのファビオ・クアルタラロは12番手走行中の最終ラップに転倒。

15番グリッドのブラッド・ビンダーはKTM勢最高位の10位。0.324秒差でポイント圏内を逃し、5番グリッドのペドロ・アコスタは2番手走行中の5ラップ目1コーナーで転倒。17番グリッドのエネア・バスティアニーニは17番手走行中の3ラップ目15コーナーで転倒。

チャンピオンシップ

総合2位アレックス・マルケスは6ポイントを加算。総合3位フランチェスコ・バグナイアに対してアドバンテージを66ポイント差から72ポイント差に広げ、総合4位マルコ・ベッツェッキフランチェスコ・バグナイアに対して32ポイント差から20ポイント差まで接近した。

Tissot Sprint rider standings, Pertamina Grand Prix of Indonesia
Tissot Sprint rider standings, Pertamina Grand Prix of Indonesia

グランプリレース

10月5日のグランプリレース(周回数27ラップ)は現地時間15時00分スタート。

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