王者ホセ・アントニオ・ルエダが史上6人目の年間10勝目

地元出身ジョエル・ケルソがポールポジションから2位、古里太陽8位、山中琉聖22位

第19戦オーストラリアGP決勝レース(周回数21ラップ)は、10月19日現地時間12時00分からフィリップアイランド・サーキットで行われ、2番グリッドのホセ・アントニオ・ルエダが7ラップ目の1コーナー手前でトップに飛び出し、タイトルを獲得した前戦インドネシアGPに続き2戦連続の優勝。

1997年のバレンティーノ・ロッシ(11勝/15戦)、1987年のファウスト・グレシーニ(10勝/11戦)、2010年のマルク・マルケス(10勝/17勝)、2017年のジョアン・ミル(10勝/18勝)、2024年のダビド・アロンソ(14勝/20戦)に続き、史上5人目となる年間10勝目を達成した。

気温21度、路面温度19度のドライコンディションの中、ポールポジションのジョエル・ケルソはスタートで3番手に後退したが、3コーナーでトップの座を奪い返してレースをリード。7ラップ目2番手に後退したが、ホセ・アントニオ・ルエダと共に後続を引き離して優勝争いを展開し、0.829秒差の2位。第5戦スペインGP以来今季3度目の表彰台、地元で自己最高位タイを獲得。

6番グリッドのアルバロ・カルペは8人によるグループ争いに競り勝ち、12.638秒差の3位。第9戦イタリアGP以来今季4度目の表彰台を獲得すれば、肺炎が原因で入院したデニス・フォッジャの代役として招集された『ジュニアGP™世界選手権』に参戦する7番グリッドのジョエル・エステバンは自己最高位の4位に進出。

9番グリッドのマキシモ・キレスは5位。8番グリッドのアドリアン・フェルナンデェスは6位。3番グリッドのルカ・ルネッタは7位。

4番グリッドの古里太陽は1ラップ目から表彰台争いを繰り広げて13.921秒差の8位。18番グリッドのダビド・アルマンサは前戦で他車の転倒を引き起こしたことから科せられたロングラップペナルティを3ラップ目に消化して、14番手から21番手に後退したが、9位まで挽回。5番グリッドのマッテオ・ベルテッレは10位。

14番グリッドのアンヘル・ピケラスは7番手走行中の4ラップ目最終コーナーでコースアウトを喫して24番手まで後退して17位。16番グリッドの山中琉聖は45.512秒差の22位。13番グリッドのヤコブ・ルールストーンは3番手走行中の4ラップ目に転倒。

チャンピオンシップ

総合3位マキシモ・キレスは11ポイントを加算。第7戦イギリスGP以来今季3度目の0ポイントに終わった総合2位アンヘル・ピケラスに対して3ポイント差に接近。

チーム部門は、開幕戦タイGP以来今季2度目のダブルポディウムを獲得したレッドブル・KTM・アジョが2021年以来4年ぶりにタイトルを獲得した。

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