ドゥカティ・レーシング・チームのチームマネージャー、ダビデ・タルドッツィは、第２０戦マレーシアＧＰの初日に第２１戦ポルトガルＧＰと最終戦バレンシアＧＰに欠場するマルク・マルケスの負傷代役を決定する前に、ニコロ・ブレガをプライベートテストに招集する意向を明かした。
「テストを実施します。これは２０２６年の仕事で新しいバイクの開発を手伝ってもらうことになるので、バイクに自信を持たせたいという考えから実施するものです。『1000cc』バイクについて知ってもらうことは、彼の将来にとってプラスになるでしょう。テストが終わったら、次の２戦に向けてどうするかを決めます。」
「テストはヘレスで実施します。これは我々がやりたいことの１つで、まだ彼と話し合っているところです。全ては今週末の後に決めます」と説明。
２０１６年から３年間軽量級、２０１９年から３年間中量級にレギュラー参戦した２６歳のイタリア人ライダーは、２０２２年から２年間スーパースポーツ世界選手権に参戦。２年目にタイトルを獲得すると、２０２４年からスーパーバイク世界選手権に参戦。２年目は最終戦ヘレス大会までタイトル争いを繰り広げ、２年連続の総合２位を獲得。
今年６月にドゥカティ・コルセとの間でスーパーバイク世界選手権に継続参戦する契約を締結。同時に技術規則が大幅に変更される２０２７年に向けたテストに参加することも同意。
先週末の最終戦が終了した後、ヘレス・サーキット－アンヘル・ニエトで開催された２日間のテストに参加すると連続１番時計を記録。来週再びヘレスを訪れ、１０月２９日から２日間のプライベートテストに参加する。