第20戦マレーシアGPのグランプリレース(周回数20ラップ)は、10月26日現地時間15時00分からペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキットで行われ、ウォームアップ走行で1番手に進出した2番グリッドのアレックス・マルケスがスタートで3番手に後退したが、序盤にアグレッシブに走るレース戦略を実行するように1ラップ目ペドロ・アコスタを追い越し、2ラップ目ファステストラップを刻んでフランチェスコ・バグナイアを抜いて1番手浮上し、3ラップ目コンマ8秒差のアドバンテージを広げてレースをマネジメント。第5戦スペインGP、第15戦カタルーニャGPに続き、今季3勝目を挙げた。
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今季4度目の表彰台
気温35度、路面温55度のドライコンディションの中、5番グリッドのペドロ・アコスタは1ラップ目3番手浮上すると、13ラップ目フランチェスコ・バグナイアを抜いて2番手に浮上して2.676秒差の2位。2戦ぶり今季4度目の表彰台を獲得すれば、19番グリッドのエネア・バスティアニーニは1ラップ目16番手、5ラップ目14番手、12ラップ目12番手、16ラップ目9番手、18ラップ目8番手までポジションを上げ15.299秒差の7位まで挽回。18番グリッドのブラッド・ビンダーは9位。12番グリッドのポル・エスパルガロは12番手走行中の5ラップ目に転倒。
日本GPに続き今季2度目の表彰台
7番グリッドのジョアン・ミルは中盤にファビオ・クアルタラロとのバトルに競り勝って8.048秒差の3位。第17戦日本GPに続き、今季2度目の表彰台を獲得すれば、13番グリッドのルカ・マリーニは18.738秒差の8位。9番グリッドのヨハン・ザルコは12位。20番グリッドのソムキアット・チャントラは今季5度目のポイント圏内となる15位。
3番グリッドのフランコ・モルビデリはスタートでポジションを落として2ラップ目7番手まで後退したが8.580秒差の4位。8番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは6位。22番グリッドのミケーレ・ピロは17位。
ポールポジションのフランチェスコ・バグナイアは4番手走行中の18ラップ目にリアタイヤに問題が発生してリタイア。6番グリッドのフェルミン・アルデグエルは7番手走行中の17ラップ目15コーナーで転倒。
A technical issue for @PeccoBagnaia? @JoanMirOfficial inherits 3rd! #MalaysianGP 🇲🇾 pic.twitter.com/fflLQRznhv
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4番グリッドのファビオ・クアルタラロは11.556秒差の5位。10番グリッドのアレックス・リンスは23.509秒差の13位。11番グリッドのジャック・ミラーは14位。16番グリッドのミゲール・オリベイラは18番手走行中の11ラップ目に転倒したが、レースを続けて19位。
23番グリッドのアウグスト・フェルナンデェスは47.060秒差の18位。
小椋藍アプリリア最高位
ウォームアップ走行で11番手だった17番グリッドの小椋藍は1ラップ目14番手、3ラップ目17番手、5ラップ目16番手、9ラップ目15番手、12ラップ目14番手、17ラップ目13番手、18ラップ目12番手、19ラップ目マルコ・ベッツェッキを抜いて10番手に浮上して19.256秒差の10位。ライダーパレードの際に設定したトップ10入りの目標を達成すると、14番グリッドのマルコ・ベッツェッキは19.824秒差の11位。21番グリッドのロレンソォ・サバドーリは16位。15番グリッドのラウール・フェルナンデェスは14番手走行中の12ラップ目に転倒。
チャンピオンシップ
総合4位マルコ・ベッツェッキは5ポイントを加算。総合3位に再浮上して、フランチェスコ・バグナイアに対して5ポイント差にアドバンテージを広げた。
次戦ポルトガルGP
2週間後の11月7日から9日にアウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェで第21戦ポルトガルGPが開催。
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