第20戦マレーシアGPの決勝レースは、10月26日現地時間16時30分からペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキットで行われ、3番グリッドのジェイク・ディクソンがスタート直後の2コーナーで2番手、3ラップ目ダニエル・オルガドを抜いて1番手に浮上。初日のフリープラクティス1から刻んでいた最速ペースを再現させ、第2戦アルゼンチンGP、第3戦アメリカズGPに続き、今季3勝目を挙げ、総合5位から4位に浮上した。
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17ラップ→11ラップ
気温34度、路面温度53度のドライコンディションの中、11番グリッドのジョー・ロバーツが1ラップ目最終コーナーの立ち上げりで転倒。2ラップ目を走行していたライダーたちが来る前にバイクを撤収できなかったことから赤旗が提示され、周回数が17ラップから11ラップに短縮されたクリックスタートが実行されると、6番グリッドのダビド・アロンソは1ラップ目3番手に浮上すると、8ラップ目にダニエル・オルガドを追い越して2.035秒差の2位。2戦連続4度目の表彰台を獲得すれば、2番グリッドのバーリー・バルトゥスはスタートで6番手に後退したが、2.745秒差の3位に入り、4戦ぶり今季7度目の表彰台を獲得。ポールポジションのダニエル・オルガドは4位。
マヌエル・ゴンザレス対ディオゴ・モレイラ
7番グリッドのマヌエル・ゴンザレスは2ラップ目から5番手を走行していたが、9ラップ目の15コーナーで転倒。レースに復帰して25位で完走すれば、16番グリッドからスタートしたディオゴ・モレイラは1ラップ目11番手、3ラップ目8番手、8ラップ目アルベルト・アレナスを抜いて6番手、9ラップ目にタイトル争いのライバルが転倒したことから5番手に浮上し、5.672秒差の5位。
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4番グリッドのアルベルト・アレナスは6位。10番グリッドのアレイシ・エスクリチは自己最高位タイの7位。5番グリッドのダニエル・ムニョス、12番グリッドのコリン・ベイヤー、9番グリッドのトニー・アルボリーノがトップ10入り。
8番グリッドのアロン・カネトは14.973秒差の15位。18番グリッドの佐々木歩夢は16.448秒差の17位。27番グリッドの國井勇輝は23.091秒差の20位。14番グリッドのフィリップ・サラッチと23番グリッドのセナ・アギウスは技術的問題が発生してリタイア。
チャンピオンシップ
次戦ポルトガルGPから残り2戦、50ポイントのタイトル争い。総合2位ディオゴ・モレイラは11ポイントを稼ぎ、キャリアで初めてポイントリーダーに飛び出し、マヌエル・ゴンザレスに対して9ポイント差のアドバンテージを広げ、タイトル獲得に王手。
総合4位バーリー・バルトゥスは35ポイント差の総合3位、総合5位ジェイク・ディクソンは41ポイント差の総合4位に浮上。総合3位アロン・カネトは43ポイント差の総合5位に後退した。
RESULTS