『#PortugueseGP』~ベストレース

アウトードロモ・ド・エストリルとアウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェで繰り広げられた印象的、象徴的、そして歴史的に忘れられない予想不可能なドラマの無料追体験

2005年:ブラジルの歴史を刻む勝利

最高峰クラス16年目のスタートを切ったブラジル人ライダー、アレックス・バロスがスタートで飛び出したセテ・ジベルナウを追走。17ラップ目、2年連続の総合2位を獲得したスペイン人ライダーが優勝、そしてポイントリーダーを目指して快走していたところで痛恨の転倒を喫すると、ブラジル人ライダーがトップに躍り出て、2002年11月の最終戦バレンシアGP以来となるキャリア最後の優勝を成し遂げた。

 

2006年:タイトル争いを左右した伏兵と写真判定

第15戦日本GPが終了した時点で総合1位ニッキー・ヘイデンと総合2位バレンティーノ・ロッシのポイント差は12。タイトルを争う両雄が1列目からスタートすると、バレンティーノ・ロッシがライバルに対してプレッシャーをかけるように1ラップ目からレースをリードする中、5ラップ目にレプソル・ホンダの2人、ニッキー・ヘイデンダニエル・ペドロサがまさかの接触転倒。ニッキー・ヘイデンがタイトル争いの重要な局面でリタイアを強いられたが、ホンダ機を走らせるトニ・エリアスが6連覇を狙うバレンティーノ・ロッシに襲い掛かる。

 

2007年:レジェンド対レジェンドのエストリルマジック

後半戦3連勝で一気にライバルたちを引き離し、タイトル獲得に向けて大きく前進したケーシー・ストーナーダニエル・ペドロサバレンティーノ・ロッシが猛追。2人が前に飛び出すと、忘れられない激しいバトルを展開した。

 

2020年:地元英雄の旋風

パンデミックの影響を受けたシーズンのファイナルステージに選ばれたのは、アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェ。チャンピオンシップで唯一無二のトラックに対し、地元出身のミゲール・オリベイラがポールポジションから圧倒的な速さと強さで主導権を握ると、1週間前にサーキット・リカルド・トルモで優勝争いを繰り広げたフランコ・モルビデリジャック・ミラーのバトルが再発。

オフィシャルニュースレター
定期的にメールで配信される動画を含めたコンテンツの受信を希望する場合、オフィシャルウェブにユーザー登録