『FIM MiniGP World Seris』~ワールドファイナル開催

日本から2025チャンピオンの吉村錬太郎とランキング2位の蘇勇太が『160cc』クラスに参戦

チャンピオンシップの商業権を所有するドルナスポーツは『Road to MotoGP™』のプログラムとして、国際モーターサイクリズム連盟と共に世界中の子供たちにレースの機会を提供するため、2021年から開催する『FIM MiniGP World Series(ミニGPワールドシリーズ)』のワールドシリーズファイナルを11月11日から13日にサーキット・リカルド・トルモで開催。

世界各国で開催された大会を勝ち抜いてきたヤングライダーたちは11月9日に集結。カテゴリー別にフリープラクティス、公式予選、レース、スーパーファイナルレースが実施される。

FIM MotoMini World Series Final 2025
FIM MotoMini World Series Final 2025

『160cc』は22の国と地域からそれぞれ上位2名、44名がエントリー。日本から2025年チャンピオンの吉村錬太郎(よしむられんたろう)とランキング2位の蘇勇太(そうゆうた)が参加。『190cc』は13の国と地域からそれぞれ上位2名、26名がエントリー。

160cc Entry List

190cc Entry List

 

1年前はスペイン東部を襲った洪水により、開催地をモーターランド・アラゴンに変更され、『160cc』で国立和玖(くにたてわく)がワールドチャンピオンに輝き、知識隼和(ちしきはやと)は総合6位に進出していた。

Waku Kunitate, FIM MiniGP World Series FINAL 2024
Waku Kunitate, FIM MiniGP World Series FINAL 2024

『FIM MiniGP』とは?

『MotoGP™』は20年以上にわたり、モーターサイクルレースへの扉を開くために投資を続け、世界中で何百万人もの若いライダーに活躍の場を提供する取り組みを集約した『Road to MotoGP™』を創設。

国際モーターサイクリズム連盟と世界中のモーターサイクル連盟との協力により、『Road to MotoGP™』の第一歩を踏み出す大会として『FIM MiniGP World Seris』を開催。世界各地で開催される大会を同じ 傘下に置き、バイクや競技技術規則など統一することで、平等なプラットフォームを提供する。

FIM MotoMini World Series Final 2025
FIM MotoMini World Series Final 2025

モータースポーツにおける初のグローバルな取り組みとして、主要パートナーの支援により、コストを低く抑え、厳密に管理されていることから、参加を希望する全ての若いライダーのためにアクセスを確保。

初開催は2021年。国内連盟が主催する『FIM MiniGP National Cup』、複数の国内連盟が共催する『FIM MiniGP Regional Cup』、そして大陸連合が主催する『FIM MiniGP Continental Cup』の3つの構成となり、シリーズは『160cc』と『190cc』の2クラス。『190cc』は既に『160cc』が開催されていたシリーズに加わり、ライダーの年齢は『160cc』が10歳から14歳、『190cc』が12歳から16歳。各シリーズは最低5戦(10レース)。各シリーズのトップライダーはワールドファイナルに招待される。

『FIM MiniGP World Final』は国際モーターサイクリズム連盟と世界中のモーターサイクル連盟、『MotoGP™』の商業権を所有するドルナスポーツの協力により開催され、各シリーズのトップライダーたちが集結することから、真にグローバルなイベントとなり、『Road to MotoGP™』の一環として、ライダーたちにはステップアップやキャリアアップのチャンスが提供される。

『FIM MiniGP』の趣旨に賛同するテクニカルパートナーにより、ワールドファイルは同等条件で開催され、『160cc』と『190cc』ともバイクはオバーレ、タイヤはピレリ、潤滑油はモチュールを使用。レーシングスーツとヘルメットはジュゼッペとKYTから供給される。

FIM MotoMini World Series Final 2025
FIM MotoMini World Series Final 2025
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