最終戦バレンシアGPのプラクティスは、11月14日現地時間13時15分からサーキット・リカルド・トルモで行われ、先週末の第21戦ポルトガルGPの決勝レースで転倒を喫して21位だった総合11位ダビド・アルマンサが週末最初のセッション、フリープラクティス1で6番手だった後、最多19ラップを周回し、17ラップ目に5年前の2020年にダーリン・ビンダーが樹立したオールタイムラップレコード(1分38秒286)を0.953秒更新する1分37秒333を記録。今季11度目のトップタイムをマークした。
Absolutely RELENTLESS pace from @DavidAlmansa22! ⏱️
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The Spaniard leads the way in style, with a new lap record 🔥#ValenciaGP 🏁 pic.twitter.com/hfDcYCc69n
気温21度、路面温度22度のドライコンディションの中、総合8位アドリアン・フェルナンデェスは午前のセッションで3番手、午後のセッションは最多19ラップを周回して0.310秒差の2番手。ホンダ機を使用するレオパード・レーシングの2人が上位を占め、総合10位バレンティン・ペローネはKTM勢最高位となる0.489秒差の3番手。総合13位グイド・ピニは4番手。
前戦で今季4度目の表彰台となる3位を獲得した総合7位古里太陽は、フリープラクティス1で13ラップを周回して22番手。フリープラクティス2は18ラップを周回して0.579秒差の5番手に浮上。
Sixth and safe at the moment 📈 @Taiyofurusato72 makes a slight improvement 👌#ValenciaGP 🏁 pic.twitter.com/Nnv0YpFZ5L
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総合5位アルバロ・カルペは初日最初のセッションで今季6度目の1番手、第10戦オランダGP以来今季2度目の1番手発進を決めた後、0.686秒差の6番手に後退。昨年手術を受けた左膝の治療に専念することになり参戦を取り止めた総合22位リッカルド・ロッシの後任に指名されたヘスス・リオスは7番手。
総合2位を争う2人、前戦で今季3勝目を挙げた総合3位マキシモ・キレスと今季7度目の表彰台となる2位を獲得した総合2位アンヘル・ピケラスは8番手と9番手。前戦で今季4度目の表彰台となる2位を獲得した総合6位ジョエル・ケルソは10番手。
第20戦マレーシアGPのアクシデントで骨折した左脚の大腿骨をスイス・ジュネーブの病院で手術した後、自宅に帰宅したノア・デットワイラーは欠場することから、代役として招集されたアドリアン・クルセスはホームトラックで11番手。スペイン・バルセロナ市内の大学病院で骨折した右手を手術した後、自宅に戻ってリハビリを開始したホセ・アントニオ・ルエダの代役に指名されたブライアン・ウリアルテは16番手。
第18戦インドネシアGPで左脚の大腿骨を骨折した総合4位ダビド・ムニョスの負傷代役として起用されるケーシー・オゴーマンは12番手。第17戦日本GPで転倒した際に骨折した左手の小指を手術したことから2戦連続して欠場することになった総合9位山中琉聖の代役として起用されるハキム・ダニッシュは23番手。
肩の治療に専念することから欠場する総合32位タットチャコーン・ブーシュリに替わって前戦から代替として参戦する三谷然は、フリープラクティス1で17ラップを周回して21番手。プラクティスは17ラップを周回して1.842秒差の25番手。
公式予選
決勝レースのグリッドを決定する公式予選1は11月15日12時45分、公式予選2は13時10分開始。