プリマ・プラマック・ヤマハは、1月14日にイタリア・シエナ市内のキージ・サラチーニ宮殿で参戦25年目となる2026年シーズンのプロジェクトを発表。スーパーバイク世界選手権から転向してきたトプラク・ラズガトリオグルは、初めてインタビューに応じ、初参戦の抱負を語り、参戦1年目の目標を掲げた。
「本当に幸せ。これは僕にとって本当に特別な瞬間。『MotoGP™』という大きな夢を抱いていて、ついにここに来たから。プリマ・プラマック・ヤマハとヤマハのファミリーの一員として『MotoGP™』に参戦できることが本当に嬉しい。チームのみんなは本当に温かく、前向きな気持ちになれることは良いこと。チーム全員がとても強い絆で結ばれているので、ここに来るというは正しい決断だった。」
「シーズンに向けて準備は万端。僕にとって『MotoGP™』バイクに乗るのは初めてで、スーパーバイクとは全く違うから、本当に厳しいシーズンになるだろう。今年は大きな挑戦となるので、決して簡単な1年ではない。学習の1年となるだろう。2027年には、新しいレギュレーションが施行され、表彰台を争えるようになるかもしれない。どうなるか見てみよう。今年は僕にとって非常に重要な年だから、バイクに適応する必要があり、学ぶことも必要だけど、いつものように、毎ラップ、毎週末、全力を尽くす。」
チームとチームメイトの印象
「ジャック・ミラーは本当に良いチームメイト。一緒に沢山の仕事に取り組む。開発面ではテストができて良かった。誰もが僕に耳を傾けてくれた。これはとても重要なこと。このバイクの経験はあまりないけど、自分の気持ちを直接伝え、チーム全員が僕の進むべき道を見つけようと助けてくれる。」
バイクのファーストインプレッション
「第一印象は非常にポジティブ。『MotoGP™』とは全く違う。加速は信じられないほど速く、ストレートでは本当に速い。バイクに慣れ、特にタイヤとブレーキについて学ぶには時間が必要。限界を感じ取る必要がある。特にマレーシアでは6日間のテストがあるから、時間がたっぷりある。バイクを理解し、適応する手段を見つけられることを願う。」
ライディングスタイル
「自分のスタイルを持ち込む必要があるけど、今年は無理かもしれない。でも来年は少なくても90%くらいは持ち込みたい。その時には、このバイクを理解しているから。自分のスタイルで走ると、幾つかのトラックでは上手く走れないこともある。トラックによっては、もっとコーナリングスピードが必要。ライディングスタイルを少し変えて、色々な要素を組み合わせる必要があるけど、どうなるか見てみよう。今は言うのは簡単だけど、ライディングスタイルを変えるのは簡単ではない。だけど、2027年は自分のスタイルで走れると思う。」
2018年から参戦したスーパーバイク世界選手権で、カワサキ機からヤマハ機に乗り換えてから2年目の2021年にトルコ史上初となるチャンピオンに輝き、2022年と2023年に連続して総合2位に進出した後、ヤマハからBMWに移籍し、2024年と2025年に連続して総合1位を獲得したトプラク・ラズガトリオグルは、2025年6月11日にヤマハ発動機との間で2026年から『MotoGP™』に参戦する契約を締結。
セカンドファクトリーチームのプリマ・プラマック・ヤマハから参戦することになり、2013年から同胞で5度のスーパースポーツ世界選手権を制したケナン・ソフォーグルと同じゼッケンナンバー『54』を愛用、タイトルを獲得した翌年にはチャンピオンを証明する『1』に使用していたが、デビューシーズンに向けて『7』を選択。
昨年11月にモーターランド・アラゴンでプライベートテスト、サーキット・リカルド・トルモでオフィシャルテストとプライベートテストに参加した後、1月末には初参戦の特権を利用してペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキットで開催されるシェイクダウンテストに参加。デビューシーズンに向けて準備を進める。