モンスターエナジー・ヤマハは、1月21日にインドネシアの首都ジャカルタ市内で『V4』エンジンを初採用する新たな時代の幕開けに向けて、2026年のプロジェクトを発表。ファクトリーチーム所属6年目のファビオ・クアルタラロはヤマハが昨年から開発を続ける『YZR-M1』に適応するために走り方を調整する意向を明かした。
新規プロジェクト始動
「僕たち全員が限界まで追い込む。これは新しいプロジェクト。昨年から始まったばかりだと認識し、もちろん、非常に長いプロセスになるだろう。しかし、当然、初日から全力を尽くし、最高の結果を目指し、楽しみたい。2週間後にはマレーシアで5日間、2日間のシェイクダウンと3日間のオフィシャルテストを行い、 シーズンの方向性を見つけ、できれば昨年よりも速く走ることが非常に重要だろう。」
「このプロジェクトは全く新しい。だから、あらゆる面で改善の余地がある。そう考えるし、コーナリング、エンジンパワーなど、あらゆる面で改善が見られることを期待する。それが最も重要なこと。セパンの後には、タイでのテストがあり、全てを確認する。」
V型4気筒エンジン
「今のところ『V4』の経験は非常に限られている。主な理由は、テストを行う際に早く走ることに重点を置くことが決してないから。常にコンフィグレーションを変更して、新しいことを試しているから、V型4気筒と直列4気筒の違いを正確に説明することができない。マレーシアでは全体的なパフォーマンスに焦点を当てる必要があるから、現時点で、2タイプのエンジンの違いがどうなのかを語るには時期尚早だと思う。」
「学習曲線はそれほど必要ではないと思う。もちろん、バイクはヤマハだと分かるけど、全く新しいバイク。昨年バルセロナで初めて走った日から、トルクにかなり早く慣れた。これが大きな違いだけど、だから学ぶ必要はないと思う。もちろん、ライディングスタイルは少し変えることになるだろう。エンジンだけでなく、バイク全体も変わるわけだから。それが最大の課題。まずは、自分の基準を見つけて、限界がどこなのかを正確に把握する必要がある。そこから、パフォーマンスに集中できるだろう。」
26歳のフランス人ライダー、ファビオ・クアルタラロはヤマハの優遇措置を利用して、1月29日からペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキットで開催されるシェイクダウンテストに参加。2月3日からのオフィシャルテストにも参加して、新車に適応するライディングスタイルを追求する。