ドゥカティ・レノボ・チームのマルク・マルケスは、開幕戦タイGPのティソ・スプリントで2番グリッドからホールショットを決め、マルコ・ベッツェッキとのバトルを開始。2ラップ目の9コーナーでライバルが転倒すると、追走してきたペドロ・アコスタとバトルを展開。
ラスト2ラップ目の5コーナーで転倒を回避して2番手に後退したが、最終コーナーで抜き返した際にペドロ・アコスタと接触。
スチュワードパネルは「追い越し時に他のライダーと接触し、それによって不当なアドバンテージを得て、順位が変動した」として、ポジションを1つ後退するペナルティを科したことから、最終ラップの最終ラップにポジションを譲り、0.108秒差の2位でチェッカーフラッグを受けた。
「僕は33歳。経験があるけど、競争力がある。そのことを確認した。闘志を失っていない。これは非常に重要なこと。マルコ・ベッツェッキが転倒した時、路面が非常に危険だと察したから、できるだけ遅く走ろうと決めた。スピードを落としてレースをコントロールしようと考え、ペドロ・アコスタに抜かれるたびに、直ぐに抜き返した。」
「残り2ラップ目の5コーナーでミスを犯してしまった。後方に下がった瞬間、そこで負けてしまった。全てはそのミスの結果。」
ポジション後退のペナルティ
「接触はあった。それは軽い接触だった。コーナーの入り口で既に半分ほど前に出ていたけど、スチュワードはペナルティを与えることにした。それでいいけど、僕としては、あのペナルティ、あのメッセージは遅すぎた。もっと厳しく、『F1』のようにしたいのであれば、最終コーナーまで待ってメッセージを送るべきではなかった。1分半後ではなく、3コーナーで送るべき。」
「11コーナーでメッセージを見て、最初は受け入れないつもりだったけど、後で3秒のペナルティが科せられると考えて、ポジションを譲った。もし、ちゃんと準備していれば、ゴール前で追い越していただろう。計算ができなかったし、ブレーキをかけて確認することもできなかった。車じゃないから、バックミラーなんてない。」
ハンディとなった方向転換
「今日のレースは敗北ではなく、自分の体調を考えると勝利だった。11コーナーに向けてスピードを上げるための方向転換で、他のドゥカティ勢と比べると、コンマ1秒か1秒半ほど遅れていた。あらゆる手を尽くしたけど、できなかった。脚力で試してみたけど無理だった。適応するしかない。」
「方向転換が自分の弱点だと覚悟していたけど、ペドロ・アコスタは素晴らしいレースをした。競争力があり、勝利に値した。 明日もまたポイントを積み重ねるチャンスがある。少しスローダウンしたけど、非常にエキサイティングなバトルが展開された。観客も楽しんでくれただろう。」
グランプリレース
「マルコ・ベッツェッキが答えを持っている。全ては彼がどのようなペースで走りたいか次第。ペドロ・アコスタが今日、ミディアムタイヤで素晴らしいペースで走ったのは事実。それに、終盤でもう少し上手く走れると予想していたのも事実だったけど、そうはならなかったから、これから注意深く分析する必要があるけど、もし明日表彰台を獲得できれば、それは素晴らしい結果だろう。」