マルコ・ベッツェッキがオープニングレースで独走優勝

タイ史上最多の観客動員数が記録された中、KTMのペドロ・アコスタが2位を獲得してポイントリーダーに飛び出し、アプリリア4台がトップ5に進出

開幕戦タイGPグランプリレース(周回数26ラップ)は、3月1日現地時間15時00分からチャーン・インターナショナル・サーキットで行われ、ウォームアップ走行で6番手だったポールポジションのマルコ・ベッツェッキはホールショットを決め、1ラップ目からライバルたちを引き離して独走。前日のティソ・スプリントではトップ走行中に転倒リタイアを喫したが、昨年11月の第21戦ポルトガルGPから自身最多、アプリリア史上最多となる3連勝を達成。総合2位に浮上した。

アプリリア勢4台がトップ5入り

気温35度、路面温度55度のドライコンディションの中、ウォームアップ走行で1番時計を刻んだ後、クリニカモバイルを訪れ、昨年11月の第21戦ポルトガルGPフリープラクティス1で転倒した際に脱臼した左肩の治療を受けた3番グリッドのラウール・フェルナンデェスは1ラップ目2番手に浮上。23ラップ目3番手に後退したが、9.259秒差の3位でチェッカーフラッグを受け、昨年11月の最終戦バレンシアGPから2戦連続の表彰台を獲得。

Raul Fernandez, Trackhouse MotoGP Team, PT Grand Prix of Thailand
Raul Fernandez, Trackhouse MotoGP Team, PT Grand Prix of Thailand

5番グリッドのホルヘ・マルティンは1週間前に当地で開催されたオフィシャルテストから走行を始め、今回が初めてのロングランとなったが、4ラップ目には3番手に浮上。12.182秒差の4位に入り、アプリリアに加入してからの最高位に進出。

ウォームアップ走行で5番手だった8番グリッドの小椋藍は1ラップ目11番手まで後退したが、16ラップ目10番手、19ラップ目9番手、21ラップ目7番手、22ラップ目8番手、24ラップ目にファビオ・ディ・ジャンアントニオを抜いて5番手に浮上し、4番手を走る3.9秒差のホルヘ・マルティンを追いかけ、12.411秒差の5位まで挽回。1年前と同じ順位、自己最高位タイでシーズンをスタート。

Ai Ogura, Trackhouse MotoGP™ Team, PT Grand Prix of Thailand
Ai Ogura, Trackhouse MotoGP™ Team, PT Grand Prix of Thailand

レース・オブ・ザ・レース

6番グリッドのペドロ・アコスタは3ラップ目5番手、4ラップ目4番手、9ラップ目3番手、23ラップ目2番手に浮上して5.543秒差の2位。表彰台を獲得し、世界中のファンから『RIDER OF THE RACE』に選出され、11番グリッドのブラッド・ビンダーは17.363秒差の7位に進出。

Pedro Acosta, Red Bull KTM Factory Racing, PT Grand Prix of Thailand
Pedro Acosta, Red Bull KTM Factory Racing, PT Grand Prix of Thailand

20番グリッドのエネア・バスティアニーニは12位。17番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは1ラップ目19番手、2ラップ目に21番手に後退して16位。

連続表彰台ストップ

ウォームアップ走行で2番手だった4番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは16.845秒差の6位。9番グリッドのフランコ・モルビデリは1ラップ目19番手まで後退したが、最終ラップに2人を抜いて8位。13番グリッドのフランチェスコ・バグナイアは9位。22番グリッドのミケーレ・ピロは19位で完走を果たして代役を全う。

ウォームアップ走行で3番手だった2番グリッドのマルク・マルケスは4番手走行中の21ラップ目にリアホイールが破損し、リアタイヤが外れたことからリタイア。7番グリッドのアレックス・マルケスは8番手走行中の22ラップ目に転倒。1年前にトップ2を占めたマルケス兄弟がリタイア。

1年前にトップ4を独占したドゥカティは、2021年9月の第13戦アラゴンGPから続いていた表彰台獲得記録が88戦でストップした。

5番手走行中に失速

14番グリッドのルカ・マリーニは19.101秒差の10位。シングルフィニッシュまで0.761秒差まで追い上げ、12番グリッドのヨハン・ザルコは11位。15番グリッドのディオゴ・モレイラは13位。デビューレースでポイント圏内に進出したが、10番グリッドのジョアン・ミルは5番手を走行していたが22ラップ目に失速してリタイア。

プロジェクトスタートは14位

16番グリッドのファビオ・クアルタラロは30.823秒差の14位。『V4』プロジェクトを始動させたヤマハ勢の最高位に進出し、19番グリッドのアレックス・リンスは15位。21番グリッドのトプラク・ラズガトリオグルは17位。18番グリッドのジャック・ミラーは18位。

チャンピオンシップ

ティソ・スプリントで初優勝を挙げたペドロ・アコスタは20ポイントを加算。週末に32ポイントを稼ぎ、3年目のシーズンスタートで初めてポイントリーダーに飛び出し、マルコ・ベッツェッキが7ポイント差、ラウール・フェルナンデェスが9ポイント差、ホルヘ・マルティンが14ポイント差、小椋藍が15ポイント差で続き、マルク・マルケスは23ポイント差の総合8位、アレックス・マルケスは0ポイント。

Rider Sandings, PT Grand Prix of Thailand
Rider Sandings, PT Grand Prix of Thailand

シーズン2戦目

第2戦ブラジルGPは、3月20日から22日にゴイアニア・インターナショナル・レーストラック・アイルトン・セナで開催。

RESULTS

オフィシャルニュースレター
定期的にメールで配信される動画を含めたコンテンツの受信を希望する場合、オフィシャルウェブにユーザー登録