「リスクを冒す覚悟で3セットのタイヤを準備するように伝えた」

公式予選でオールタイムラップレコードを更新、ティソ・スプリントで最多19勝目と最多35度目の表彰台を獲得

ドゥカティ・レノボ・チームマルク・マルケスは、第11戦ドイツGPの公式予選でホンダ時代を彷彿させるように2台のバイクを使用して3度のランを実行すると、8ラップ目に1年前の2025年にファビオ・ディ・ジャンアントニオがプラクティスで樹立したオールタイムラップレコードを0.030秒更新。

第4戦スペインGP、第8戦ハンガリーGPに続き今季3度目、ザクセンリンクで2年連続9度目、プレミアクラスで77度目のポールポジションを奪取。年間の予選最速者を決定する『BMW M AWARD』で25ポイントを加算して総合3位から今季初めて1位に浮上。

Marc Marquez, Ducati Lenovo Team, LIQUI MOLY Grand Prix of Germany
Marc Marquez, Ducati Lenovo Team, LIQUI MOLY Grand Prix of Germany

15ラップのティソ・スプリントは、ポールポジションからホールショットを決めてレースをリード。1度も抜かれず、第2戦ブラジルGP、第4戦スペインGP、第7戦ハンガリーGPに続き今季3勝目、2年連続の優勝を挙げ、ポイントリーダーとのギャップを40ポイント差から32ポイント差に詰めた。

「ザクセンリンクとはそういうもの。優勝。それは当然のこと。ジャーナリストたちにとってはそうかもしれないけど、僕にとってはそうではない。この勝利は本当に価値がある。最後まで激しい戦いの末に勝ち取ったものだから。」

MotoGP™, Sprint, LIQUI MOLY Grand Prix of Germany
MotoGP™, Sprint, LIQUI MOLY Grand Prix of Germany

「彼らは最後まで僕を追い詰めた。アレックス・マルケスファビオ・ディ・ジャンアントニオも速かった。僕たちはミスを犯すことなく、安定したペースを維持できたけど、明日は30ラップ。優勝争いをしたいなら、今から警告しておくけど、幾つか変更を加える必要がある。」

 レースマネジメント

「アレックスが2番手に位置しているのを見たとき、『もし抜かれたら、アレックスが1位、僕が2位。それも悪くない』と考えた。家族の優勝となるから。彼は今朝も非常に速かったから、その理由を理解する必要がある。」

Marc Marquez, Ducati Lenovo Team, LIQUI MOLY Grand Prix of Germany
Marc Marquez, Ducati Lenovo Team, LIQUI MOLY Grand Prix of Germany

 ポールポジション

「グリッド上のライダー間の間隔が大きくなった今、予選はこれまで以上に重要になる。昨日の午後、リスクを冒す覚悟で3セットのタイヤを準備するように伝えた。このトラックでチャンピオンシップに勝つ僅かなチャンスを掴むために、リスクを冒さなければならない。まさにそうしている。」

グランプリレースで優勝するために不足しているところ

「これまでも速く走れてきたのに、今回もそうなっていること。バイクに乗っているとき、自分の思い通りに走れないところが2、3か所ある。具体的に何が問題なのかは言えないけど、さらにもう一歩、踏み出す必要がある。」

Marc Marquez, Ducati Lenovo Team, LIQUI MOLY Grand Prix of Germany
Marc Marquez, Ducati Lenovo Team, LIQUI MOLY Grand Prix of Germany

「右コーナーで負けている。下り坂もタイムロスしているけど、そこは調子が良いときもタイムロスしていたから、腕を言い訳することはできない。」

 遅れをとっているポイント

「右コーナーで少し遅れをとっています。下り坂でも遅れはありますが、そこは調子が良かった時でも既に遅れをとっていたポイントです。腕の不調は言い訳になりません。」

Marc Marquez, Ducati Lenovo Team, LIQUI MOLY Grand Prix of Germany
Marc Marquez, Ducati Lenovo Team, LIQUI MOLY Grand Prix of Germany

マルコ・ ベッツェッキの負傷

「22レースが44レースに増えると、こうなるのは当然。チャンピオンシップは非常に激しく、シーズン終了まで、言いたくないけど、もっと多くのライダーが怪我をするだろう。ライダーは非常に高い強度でレースをしているから。」

「チャンピオンシップを怪我なく乗り切るのは非常に難しい。マルコの1日も早い回復を願う。また、グラベルに突っ込んだライダーが怪我した。インドネシアでは僕が怪我した。アッセンではフェルミン・アルデグエル、今日はマルコ。同じ問題が繰り返されている。もちろん、見落としはあるけど、これらの問題は解決されるべき。」

Marc Marquez, Ducati Lenovo Team, LIQUI MOLY Grand Prix of Germany
Marc Marquez, Ducati Lenovo Team, LIQUI MOLY Grand Prix of Germany

ポイントリーダーに対する重圧

「失うものが何もない状況と、失うものしかない状況では、走り方が全く違う。どちらの状況も経験したけど、失うものが何もない時は、思い切って挑戦し、リスクを冒す。多くの場合、それが報われるけど、プレッシャーをコントロールしなければならない時は、週末のあらゆる瞬間をコントロールする必要があるため、はるかに難しい。今、最も失うものが大きいのはホルヘ・マルティンファビオ・ディ・ジャンアントニオの2人。」

ポイントリーダーから32ポイント差

「確かにホルヘ・マルティンとは32ポイント差だけど、彼とマルコ・ベッツェッキだけではない。ファビオ・ディ・ジャンアントニオもいる。彼は非常に安定した結果を残している。候補の1人。物静かに上位に食い込んでいる。シーズンはまだ折り返し地点。先は長い。明日、まとめあげなければならない。」

Marc Marquez, Alex Marquez, Fabio Di Giannantonio, LIQUI MOLY Grand Prix of Germany
Marc Marquez, Alex Marquez, Fabio Di Giannantonio, LIQUI MOLY Grand Prix of Germany

アレックス・マルケス

「モンメロでのあのアクシデントがなければ、アレックスは間違いなく、チャンピオンシップのトップに立っていただろう。それは100%。モンメロで勝ち、オランダでも彼の走りを目撃した。ムジェロは彼にとても合っている。今日もトップに立っていたかもしれない。彼の実力は明らか。」

「トレーニングもメンタリティも、何も変えていない。昨シーズンはどのレースでも1位か2位だった。今シーズンは最高のスタートを切れなかったけど、僕たちは自分たちのやり方を貫き通し、最終的には、そのやり方が状況を好転させ、成果を上げている。」

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