「ようやく昨年のフィジカルコンディションに近づいてきた」

第3戦アメリカGP後のショーブレイクを利用して、課題のフィジカルコンディションを高めてきたマルク・マルケスが今季最初のホームグランプリでアプリリア勢に挑戦

ドゥカティ・レノボ・チームのマルク・マルケスは、1年前に2番グリッドからティソ・スプリントで優勝、グランプリレースで転倒後に20.0秒差の12位だったヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトに到着。ポイントリーダーから36ポイント差の総合5位として、ヨーロッパラウンドの初戦、第4戦スペインGPに挑戦する。

「3週間まるまる自宅で過ごせたので、回復に向けて、さらに一歩前進できたと思う。楽観的なレベルで臨める状態になったと言えるだろう。今週末どうなるかを確認するけど、体力的には許容できるレベルに達したと思うから、もはやフィジカルコンディションの話ではなく、コース上でのパフォーマンスの話となる。それは必ずしもタイムが速くなるとか遅くなるとか、ポイントが稼げるとかという意味ではないかもしれないけど、少なくとも、バイクに乗ることをもっと楽しめるようになるはず。不快感や痛みを抱いていては、楽しむことはできないから。」

Marc Marquez, Ducati Lenovo Team, Estrella Galicia 0,0 Grand Prix of Spain
Marc Marquez, Ducati Lenovo Team, Estrella Galicia 0,0 Grand Prix of Spain

対ポイントリーダー

「マルコ・ベッツェッキを止める立場にはない。例えば、ホルヘ・マルティンの方がその立場にあると思う。今年は日曜日のまだ表彰台にすら上がれていないから、今はレースに勝つことを目標にすることはできません。週末はしっかりと組み立てて行こう。全ての周回をリードしたベッツェッキの走りを見れば、アプリリアの速さは明らか。徐々にステップアップして彼らに近づいていけるかどうか見て行こう。それが目標。」

ホームグランプリの目標

「言うまでもなく、スペイン人ライダーなら誰に聞いてもヘレスが好き、あの雰囲気が好きと答える。スプリントでもロングレースでも、表彰台に立つことが夢だけど、優勝を期待しているわけではない。シーズン序盤で優勝できるレベルに達していないから。まずは表彰台を目指し、週末を通して可能な限りのポイントを稼げるように戦わなければいけない。」

Marc Marquez, Ducati Lenovo Team, Red Bull Grand Prix of the United States
Marc Marquez, Ducati Lenovo Team, Red Bull Grand Prix of the United States

2026年型マシンのテスト

「エンジニアからはテストに関して話を聞いたけど、バイクに乗ったミケーレ・ピロと直接話していない。今は今シーズンの改善に集中している。それは僕たちがやるべきことだから。開発チームは『850cc』に集中しているけど、今シーズンはまだやるべきことが沢山残っている。『850cc』のテストそのものよりも、月曜日のテストについて話し合っている。」

「いつものことながら、ライダーはエンジニアの秘策を待ち、エンジニアもライダーの秘策を待ち構えている。お互いに助け合えるかどうか見てみよう。

タイトル争い

「現状、かなり遅れをとっている。3戦を終了して36ポイント差。アプリリアが築き上げたアドバンテージは大きいけど、まだ多くのレースが残っている。 問題はマルコ・ベッツェッキが日曜日のレースで全周回をトップで走っていること。これが最も懸念される点。タイトル争いの最有力候補であるベッツェッキとホルヘ・マルティンが駆けるアプリリアを何とか止めたい。」

Marc Marquez, Marco Bezzecchi, PT Grand Prix of Thailand
Marc Marquez, Marco Bezzecchi, PT Grand Prix of Thailand

フィジカルコンディション

「マレーシアでのテストではコンディションが非常に悪く、徐々に回復してきて、ようやく昨年のコンディションに近づいてきたと感じる。インドネシアでの怪我からずいぶん時間が経ったように感じるけど、肩の怪我、特に当時抱えていた様々な問題を考えると、神経系の回復には約半年を費やす。」

「あれから6か月が経ち、ようやく体調が良くなり、ジムでのトレーニングでも変化を感じ始めている。トラックでもその変化を実感したいと思っているけど、これまで何度も言ってきたように、アスリートのキャリアにおいては、あらゆることを評価する必要がある。2020年以降、僕は様々な困難を乗り越えてきた。これから先、遭遇する新たな状況や環境に適応し、乗り越えていかなければいけない。」

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