モンスターエナジー・ヤマハのアレックス・リンスは、第4戦スペインGPの開催を控えた4月23日に、来季の去就について、2024年8月にヤマハ発動機との間で交わした2025年からの2年契約が終了となる今シーズン終了後、2024年から所属するヤマハのファクトリーチームから離れることを明かした。
「11日前、マッシモ・メレガリ(チームディレクター)に電話した。それは通常の電話。彼とは本当に良い関係を築いている。彼が電話に出た時、『何か進展はあった?』と訊いたら、何も言わなかったので、『マイオ?』と聞き返した。彼は『今は何も言わないでほしいけど、君とは良い関係だから教える』と言い出し、『今は何も言わないでほしいけど、2人目のライダーと契約を結んだ』と言った。」
「このニュースを聞いて、今はあまり良い気分ではないけど、LCRに所属した時、調子が良い時期に、ヤマハからオファーが届いて、一緒に素晴らしいことができると思ったから、そのオファーを受け入れた。直列4気筒エンジンからの乗り換えには少し苦戦している。それ現実。だけど、『V4』エンジンの新プロジェクトについて説明を受けた時は、新たなチャンスが訪れたと感じ、とても嬉しかった。」
「バイクを試乗した瞬間、誰もが分かるように、幾つかの限界を感じた。だけど、直列4気筒エンジンよりは少し良い感触があった。それでも、彼らは決断を下したので、それを尊重しなければならない。僕は100%を尽くす。スズキとホンダで勝利を収めたアレックスは、今も変わらない。まだ18戦が残っている。全力を尽くす」と落胆したものの、冷静に受け止め、そして最後で全力を尽くすことを宣言。
スーパーバイク世界選手権への転向を含め、来シーズンの選択肢については、「ここに留まる必要があると感じている。このチャンピオンシップでまだまだ大きな可能性を秘めている」と回答。
チームディレクターのマッシモ・メレガリは、アレックス・リンスとの電話会談の中で「2人目のライダーと契約を結んだ」と話したことから、ヨーロッパラウンドの初戦を前に、既に来季のラインナップが確定していることを意味しているのかもしれない。