「戦略は何も変わらない」

プレミアクラスで史上最多タイに並ぶ8度目、オールクラスで史上3人目となる10度目のタイトル獲得に王手

ドゥカティ・レノボ・チームのマルク・マルケスは、今週末にルサイル・インターナショナル・サーキットで開催される第20戦カタールGPで2年連続8度目、キャリア通算10度目のタイトル獲得に向けて、今季初めてのマッチポイントを迎える。

第5戦フランスGPのティソ・スプリントでハイサイドから転倒したことが原因で右足を骨折したマルク・マルケスは、第6戦カタルーニャGP後に計画していた右肩の手術を前倒し、5月10日にスペインの首都マドリード市内の病院で2か所の手術を受け、ホームグランプリを欠場したが、2週間後の第7戦イタリアGPで復帰。4位と5位で14ポイントを加算したが、ポイントリーダーのマルコ・ベッツェッキから102ポイント差の総合8位に後退。

Marc Marquez, Ducati Lenovo Team, Michelin® Grand Prix of France
Marc Marquez, Ducati Lenovo Team, Michelin® Grand Prix of France

シーズン序盤7戦が終了した時点で、タイトル連覇は困難な状況に陥ったが、翌週にバラトンパークで開催された第8戦ハンガリーGPのグランプリレースで今季初優勝、今季初のダブルウィンを達成。

反撃の狼煙を上げるように、第9戦チェコGPのグランプリレースで優勝。第11戦ドイツGP、第13戦アラゴンGP、第14戦サンマリノ&リビミ・リビエラGP、第16戦日本GPでダブルウィン。第17戦インドネシアGPと第18戦オーストラリアGPのティソ・スプリントで連続優勝を挙げてポイントリーダーに飛び出すと、タイトル争いの最大のライバル、ホルヘ・マルティン不在となった第19戦マレーシアGPで2位と1位を獲得して、アドバンテージを44ポイント差に拡大。

Marc Marquez, Ducati Lenovo Team, Motul Grand Prix of Japan
Marc Marquez, Ducati Lenovo Team, Motul Grand Prix of Japan

今週末はプレミアクラスのデビュー戦となった13年前の2013年に史上最年少表彰台となる3位を獲得し、2014年に歴史的な10連勝の口火を切った開幕戦優勝を飾り、1年前にポールポジションからティソ・スプリントとグランプリレースで連続優勝を挙げたルサイル・インターナショナル・サーキットで今季初のマッチポイントを迎える。

マルク・マルケス

「カタールは素晴らしいトラックだけど、お気に入りの1つというわけではない。過去には、何度もかなり苦戦したことがあった。一方で昨年は非常に速く、競争力があった。マレーシアでは、週末を可能な限り最善の形で乗り切ることができ、特に土曜日はミスを犯しやすい状況だったけど、上手く対応できた。ここでも戦略は変わらない。僕たちは日々仕事に取り組み、日曜日のレースで全力を尽くすことを目指す。」

Marc Marquez, Ducati Lenovo Team, Petronas Grand Prix of Malaysia
Marc Marquez, Ducati Lenovo Team, Petronas Grand Prix of Malaysia

第8戦ハンガリーGPから12戦で328ポイントを稼ぎ、399ポイントに到達したマルク・マルケスは、残り3戦111ポイントのタイトル争いにおいて、ルサイル・インターナショナル・サーキットで総合2位ホルヘ・マルティンに30ポイント以上、総合3位マルコ・ベッツェッキに8ポイント以上を稼ぐことができれば、ジャコモ・アゴスチーニが1975年に達成した8度目のタイトル獲得数に並び、オールクラスではジャコモ・アゴスチーニ(15)、アンヘル・ニエト(13)に次ぐ、史上3人目となる10度目のタイトル獲得となる。

Marc Marquez, Ducati Lenovo Team, Qatar Airways Grand Prix of Qatar
Marc Marquez, Ducati Lenovo Team, Qatar Airways Grand Prix of Qatar

プレミアクラスタイトル獲得ランキング

1. ジャコモ・アゴスチーニ: 8回
2. バレンティーノ・ロッシ: 7回
2. マルク・マルケス: 7回
4. ミック・ドゥーハン: 5回
5. ジェフ・デューク: 4回
5. マイク・ヘイルウッド: 4回
5. エディ・ローソン: 4回
5. ジョン・サーティース: 4回

オールクラスタイトル獲得ランキング

1. ジャコモ・アゴスチーニ: 15回
2. アンヘル・ニエト: 12回
3. マイク・ヘイルウッド: 9回
3. カルロ・ウビアリ: 9回
3. バレンティーノ・ロッシ: 9回
3. マルク・マルケス: 9回

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