第12戦イギリスGPのプレスカンファレンスは、8月6日にロンドン市内の複合エンターテインメント施設、アウターネット・ロンドンで開催され、総合2位小椋藍、総合3位マルク・マルケス、総合4位マルコ・ベッツェッキ、総合7位ペドロ・アコスタ、負傷代役カル・クラッチローが出席。第11戦ドイツGPとサマーブレイクGPを振り返り、明日開幕するシーズン12戦目の期待を語った。
小椋藍
「この好調を維持したい。それが僕たちの第一の目標。前半戦は非常に良い結果を残してきたので、同じような結果を出すことが目標。正直に言うと、このトラックは特に楽しみにしているわけではない。レイアウトは良いけど、いつも寒いコンディションに苦しんでしまうから、厳しい週末になるだろう。昨年マルコ・ベッツェッキが大差で勝ったように、このトラックはアプリリアに合っている。競争力を発揮したい。」
「日曜日にトップ6入りができれば、良い週末と言えるだろう。トラックで気に入っているところは1つ。それは1周が長く、レースの周回数が少ないこと。シルバーストンで速く走るための秘訣を見つけたい。ここであまり強かったことがない。後でマルコ・ベッツェッキに、どうすれば速くなるのかアドバイスをもらおうと思う。」
「僕は毎戦勝つタイプのライダーではないから、ライバルたちが僕に対して特別なレース運びをすることはないと思う。目標はシーズン終了まで、タイトル争いに残ること。そのためには自分たちの仕事と走りに集中することが何よりも重要。それが毎週末にやるべきこと。」
マルコ・ベッツェッキ
「体調はそれほど悪くない。もちろん、思い描いていたような夏休みではなかった。辛いものだった。肩はそれほど悪くないけど、左膝も痛めてしまったので、まだ100%の状態ではない。明日バイクに乗ってみて、体調を確認する。」
「残念ながら、今週末あまりチャンスはない。もちろん、このサーキットは僕にとって特別な場所。大好き。昨年は素晴らしいレースと最高の週末を過ごしたけど、今の状況を踏まえて、今までとは違う心構えで臨む。結果については、あまり考えない。まずはバイクに乗って、回復具合を確認し、もし体調が良ければ、もちろん全力で挑戦するけど、明日にならないと分からない。」
「辛い時期から多くを学ぶ。今シーズンは素晴らしいスタートを切ったけど、その後苦しい時期が続いた。チームとは非常に強い絆で結ばれていて、彼らはいつも支えてくれた。僕も家でもサーキットでも常に全力を尽くしてきた。最後まで戦い続ける。このフォーマット、つまりスプリントとロングレースの組み合わせでは、非常に短期間で稼ぐ、または失うポイントが非常に大きいから、一貫性を保ち、競争力を維持することが非常に重要。タイトル争いに残れるように努力する。」
「確かに簡単ではない。特に今はそうだけど、少なくともシーズン末まで全力を尽くして戦い続ける。最終戦までタイトル争いに残れるかかどうか見てみよう。シーズンはまだまだ先は長い。シルバーストンで良い巻き返しを図り、その後はフィジカルコンディションの最終調整にもう少し時間をかけたい。アラゴン以降は、間違いなく、バトルとなるだろう。」
ペドロ・アコスタ
「レースに戻れることが嬉しい。前半戦は全体的に悪くなかったけど、技術的な問題に悩まされ、それが足を引っ張った。だからこそ、トップからそれほど離れていないのは大きな驚き。この夏休みは、リラックスして、問題のことを忘れることにした。KTMは問題解決に集中し、懸命に取り組んできた。後半戦はこうした問題を避けるように努め、それができれば上位に食い込めるはず。」
「優勝は奇跡でも起こらない限り無理。今はとにかくトップ5を目指す。それほど遠くない。金曜日から、信じて努力を続けなければいけない。昨年はカレンダーの中で最も厳しいレースだったけど、その後は自分たちに有利なトラックが続く。そのトラックに到着するまでは、上位争いに食らいついていきたい。」
「正直に言うと、ミスを犯さないように集中しなければいけない。そうすれば、シーズン末までに、考えている以上に目標に近づくだろう。これまで抱えてきた問題は把握しているし、それでも目標まで、それほど遠く離されているわけではない。シーズン序盤は想像もできなかったほど目標に近づいていたから、ミスをしないように、これまで以上に集中しなければいけない。」
「これから多くのレースが控えている。オーストリア、ミサノ、そしてアジアなど、素晴らしいトラックが幾つもある。そこでさらに前進できるはず。だけど、これまでのミスや技術的な問題を忘れてはいけない。初優勝を目指し、チャンピオンシップでトップ3にできるだけ近づくことに集中する。それほど遠くはない。シーズン末までKTMに所属するから、最高の結果と初優勝を目指して全力を尽くす。アプリリア4台と強力なドゥカティがひしめく中で勝つのは容易ではない。チャンスが訪れることを願うけど、トップとの差を縮めることができれば満足。今は落ち着いて、全力を尽くすとき。」