レッドブル・KTM・テック3は、9月25日に左肩のリハビリに取り組むマーベリック・ビニャーレスがモーターランド・アラゴンで9月28日から30日に開催される第13戦アラゴンGPに欠場すると発表。代役にはKTMのテストライダー、ポル・エスパルガロを指名した。
昨年7月の第11戦ドイツGPでハイサイドから転倒した際に左肩を脱臼骨折したマーベリック・ビニャーレスは、第12戦チェコGPから後半戦8戦に欠場。今年3月の第2戦ブラジルGP後に左肩の痛みを訴え、第3戦アメリカGP前にオースティン市内の病院で検査を受けたところ、埋め込まれていたネジが外れていたことが判明。
昨年手術を受けたイタリア・モデナ市内の病院を再度訪れ、ネジを除去する手術を受けたことから3戦に欠場。サマーブレイク中に、肩甲骨の後面上部から上腕骨の大結節に付着し、腕を真横に持ち上げる動作の初動や肩の安定を支える棘上筋(きょくじょうきん)が完全に治癒しているものの、小さな断裂があることが判明したことから、回復を目指して、第12戦イギリスGPを欠場。
医師、KTM、チームと話し合い、完治を目指してリハビリを継続し、2週間後にミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで開催される第14戦サンマリノ&リミニ・リビエラGPでの復帰を目指すことになった。
ニコラス・ゴヨン(チームマネージャー)
「マーベリック・ビニャーレス、KTMと共に、彼がが回復に専念できるように、ポル・エスパルガロが引き続き、アラゴンGPでもチームに帯同することを決めました。彼はシルバーストンでチームのために素晴らしい働きをしてくれました。彼の経験は、今週末も大きな強みになるでしょう。」
「我々にとって最も重要なことは、マーベリック・ビニャーレスがしっかりと回復するために必要な時間を十分に確保することです。我々は、この過程を通して彼をサポートし、ミサノで再び迎え入れることを心待ちにしています。それまでは、アラゴンGPに注力し、ポル・エスパルガロとエネア・バスティアニーニへの全面的な支援を継続します。」
昨年7月の第11戦ドイツGP公式予選2で左肩を負傷したマーベリック・ビニャーレスは、そのドイツGPから4戦連続の欠場。手術を受けて、第15戦カタルーニャGPで復帰するも、第18戦インドネシアGPから4戦に欠場。今年は第3戦アメリカGPからの3戦に欠場し、第12戦イギリスGPからの2戦に欠場することから、今週末は13戦目の欠場となる。
一方で、昨年11月の第21戦ポルトガルGPでマーベリック・ビニャーレスの代役として参戦以来、第12戦イギリスGPで今季初めて実戦に復帰したポル・エスパルガロは、来季投入する『850cc』の開発に専念していたことから、『1000cc』をペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキットで開催された2月のオフィシャルテスト以来6か月ぶりに駆けたが、21番グリッドから18位と13位で完走を果たしていた。