アデレード・ストリート・サーキットの全貌が初公開

2027年からオーストラリアGPの開催地となる市街地サーキットのレイアウトが公開され、伝説的なセクションが復帰する

オーストラリアの南オーストラリア州は、8月30日に2027年からオーストラリアGPの開催地となるアデレード市内に建設するアデレード・ストリート・サーキットの全貌を初公開した。

世界初となる都市中心部でのグランプリ開催に向け、総工費9600万ドルが投じられるサーキットは、チャンピオンシップの商業権及び放映権を所有する『MotoGP Sports Entertainment Group』、国際モーターサイクリズム連盟、アデレードのパートナー企業が数ヶ月にわたり緊密に協力した結果であり、世界最高水準のレースを実現しつつ、最新の安全基準を満たすように設計されている。

発表会では、出席者向けて360度パノラマ映像が投影され、臨場感溢れる演出が行われ、アデレードがモータースポーツの歴史に新たな一章を刻むための重要な節目となった。

アデレードで初めて『F1』が開催された場所に位置するサーキットは、オーストラリア有数のイベント開催地の中心地であり、世界最高峰のモーターサイクルレースの壮観さと壮大なフェスティバルの雰囲気が融合された、他に類を見ないイベントとなり、プロジェクトの構想は、2032年まで毎年開催されるグランプリの週末だけにとどまらず、サーキットの一部を構成する公園や公共スペースの整備を促進する触媒となり、住民、観光客、そして将来の主要イベントにとって永続的な遺産となる。

アデレード・ストリート・サーキットのレイアウトは、全長4.13キロメートル、15のコーナーを数え、象徴的な『F1』トラックを新時代に向けて再構築されており、スタッグコーナー、ランドルロード、ブルワリーベンド、デケットビルテラスといった伝説的なセクションが復帰。サーキット周辺に住み、働き、時間を過ごす地域社会への配慮も計画策定プロセスの中心に据えられてきた。

カルロス・エスペレータ(MotoGP SEG/副最高経営責任者)

「我々は国際モーターサイクリズム連盟およびアデレードの関係者と緊密に連携し、エキサイティングで、そして何よりも安全なサーキットの設計に数ヶ月を費やしてきました。これまでの成果を非常に誇りに思っており、ライダー、チーム、そしてファンに、全く新しい刺激的な体験をお届けできると確信しています。」

「我々は当初から、地域社会と環境にとってプラスとなる成果をもたらすだけでなく、世界最高水準のレースを実現できるよう、地元の関係者と緊密に協力してきました。この規模のプロジェクトには多少の混乱が生じることは承知していますが、目標はアデレードの人々が『MotoGP™』開催を誇りに思い、イベントに心から関わってくれることです。」

ピーター・マリナウスカス(南オーストラリア州首相)

「40年以上にわたり、アデレード・ストリート・サーキットはナイジェル・マンセルのタイヤ破裂、アイルトン・セナの最後の優勝、クレイグ・ローンデスの最後尾から逆転優勝、ジェイソン・ブライトの大横転などモータースポーツ史に残る数々の名場面を生み出してきました。」

「新たな時代において、我々は真に世界ワールドクラスのイベントを実現します。『MotoGP™』とスーパーカーの両方において、スピード、安全性、そしてスペクタクルなレースを融合させ、数万人の観光客をアデレード市と州に呼び込み、6.3億人を超える世界の視聴者に南オーストラリア州の魅力を伝えます。」

このプロジェクトは、既存の緑地を保護し、新たな緑地を創出し、公共空間を向上させる取り組みを含め、経済、地域社会、環境全体に永続的な利益をもたらすことを目的としている。

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