プリマ・プラマック・ヤマハがイサン・グエバラを起用

ジャック・ミラーの後任、トプラク・ラズガトリオグルのチームメイトに指名され、セカンドファクトリーチームのラインナップが決定

ヤマハ発動機プリマ・プラマック・ヤマハは、8月27日に2025年から起用するジャック・ミラーが契約満了となるシーズン終了後にチームから離れることを発表。

同日に、育成チームのブルークル-・プラマック・ヤマハから中量級に参戦するイサン・グエバラを2027年からプレミアクラスで起用すると発表。同時にトプラク・ラズガトリオグルを引き続き起用することを発表し、技術規則が大幅に変更する来シーズンのラインナップが決定した。

イサン・グエバラ

「これは夢が叶った瞬間。『MotoGP™』への参戦は常に目標であり、到達することがどれほど難しいか、よく理解している。長年の努力と、周りの多くの人々の犠牲があってこそ、ここまで来ることができた。」

Izan Guevara, BLU CRU Pramac Yamaha Moto2™, Yamaha Valencia Private Test
Izan Guevara, BLU CRU Pramac Yamaha Moto2™, Yamaha Valencia Private Test

「ヤマハが僕に示してくれた信頼に感謝したい。このチャンスは、僕自身の努力だけでなく、両親、チーム、理学療法士、そしてライダーとして、また人間として成長させてくれた全ての人々の支えがあってこそ実現したもの。」

「同時に、今は『Moto2™』に集中しているので、とても落ち着いている。チャンピオンシップを争っているから、キャリアのこの章を最高の形で締め括ることが目標。」

「2027年に向けて、新たな挑戦に胸を躍らせている。『MotoGP™』は新たな時代を迎え、ステップアップを目指すライダーにとって大きなチャンスが生まれると信じている。まずは学び、できるだけ早く適応し、チームと密接に連携していくことが目標。そして、一歩ずつ着実に成長を続け、可能な限り最高のレベルを目指したい。」

Izan Guevara, BLU CRU Pramac Yamaha Moto2™, Michelin® Grand Prix of France
Izan Guevara, BLU CRU Pramac Yamaha Moto2™, Michelin® Grand Prix of France

パオロ・パヴェジオ(ヤマハモーターレーシング/マネージングディレクター)

イサン・グエバラの『MotoGP™』昇格は、ブルークループログラムが目指す成果をまさに体現する素晴らしい事例です。我々は長年にわたり、彼の才能を高く評価してきました。『Moto3™』でワールドチャンピオンへと駆け上がる過程で見せたスピードは、彼の潜在能力を疑う余地のないものにしました。しかし、『Moto2™』での2年間にわたる苦戦を経て、約1年半前、我々は彼が『MotoGP™』という究極の目標を達成できるよう、相互の約束を交わしました。」

「彼はこの道のりにおいて、まさに我々が期待していた通りの活躍を見せてくれました。疑いようのない才能とスピードに加え、ライダーとしてもプロフェッショナルとしても、彼は大きな成長を遂げました。彼の勤勉さ、強い意志、一貫性、そして常に向上しようとする姿勢は、彼が次のステップに進む準備ができていることを証明しています。」

Izan Guevara, BLU CRU Pramac Yamaha Moto2™, Michelin® Grand Prix of France
Izan Guevara, BLU CRU Pramac Yamaha Moto2™, Michelin® Grand Prix of France

「ヤマハにとって、このような才能あふれる若手を『MotoGP™』プロジェクトに迎え入れることは、大変喜ばしいことです。次世代ライダーの育成は、モータースポーツの未来にとって不可欠であり、彼はまさに我々が投資したいと考えている才能の持ち主です。」

「2027年に『MotoGP™』が全く新しい技術時代に突入するにあたり、ルーキーが新たな挑戦に踏み出すには絶好のタイミングだと考えています。誰もが新しいレギュレーションとマシンへの適応という課題に直面することになり、新進気鋭の才能が成長し、最高レベルで地位を確立するまたとない機会が生まれるでしょう。ヤマハと共に新たなキャリアをスタートさせる彼を全力でサポートしていきます。」

パオロ・カンピノーティ(プラマック・レーシング/チームプリンシパル)

「本日、プリマ・プラマック・ヤマハにとって、エキサイティングな新しい章の幕開けとなります。2027年シーズンからイサン・グエバラをチームに迎えることができ、大変光栄に思います。彼は『Moto2™』での輝かしい実績、献身的な姿勢、そして継続的な成長によって、このチャンスを掴み取りました。」

Izan Guevara, BLU CRU Pramac Yamaha Moto2™, Qatar Airways Grand Prix of Great Britain
Izan Guevara, BLU CRU Pramac Yamaha Moto2™, Qatar Airways Grand Prix of Great Britain

「我々は彼の成長を注意深く見守ってきましたが、スピードだけでなく、その過程で培ってきた成熟度と強い意志にも注目してきました。『MotoGP™』へのステップアップは大きな一歩であり、彼にはこの挑戦に立ち向かい、最高レベルで成長し続けるために必要な資質が全て備わっていると確信しています。」

「彼を『MotoGP™』チームに迎えることは、ヤマハとのパートナーシップにおける重要な理念、すなわち若手の育成と最高峰クラスへの明確な道筋の構築にも繋がります。彼の歩みを共にできることを誇りに思い、共に成し遂げられることを楽しみにしています。」

ジル・ボルソイ(チームディレクター)

「2027年のライダーラインナップとして、イサン・グエバラトプラク・ラズガトリオグルを正式に発表できることを大変嬉しく思います。イサン・グエバラは『Moto2™』での進歩と献身的な努力によって、この機会を掴み、彼の昇格は、まさにこのプロジェクトが目指すもの、すなわちヤマハファミリー内で若手才能を育成し、未来のライダーを準備するという目標を体現するものです。」

Toprak Razgatlioglu, Prima Pramac Yamaha MotoGP, Brembo Grand Prix of Italy
Toprak Razgatlioglu, Prima Pramac Yamaha MotoGP, Brembo Grand Prix of Italy

「『MotoGP™』は彼にとって新たな挑戦となるでしょう。特に、全く新しい技術規則が導入されるシーズンではなおさらです。しかし、若いライダーが迅速に適応し、その潜在能力を発揮できる環境が整っていると信じています。」

「同時に、トプラク・ラズガトリオグルがもう1年チームに残ってくれることは、チームにとって重要な基盤となります。彼は既に貴重な経験を積んでおり、ヤマハが進める新たなプロジェクトと彼の継続性が相まって、チームはさらなる飛躍を遂げられると確信しています。」

「このラインナップは若さ、才能、そして経験を兼ね備えており、プリマ・プラマック・ヤマハの未来にとって正しい方向性を示すものだと確信しています。」

Toprak Razgatlioglu, Prima Pramac Yamaha MotoGP™, PT Grand Prix of Thailand
Toprak Razgatlioglu, Prima Pramac Yamaha MotoGP™, PT Grand Prix of Thailand

ヤマハ発動機は2025年6月10日にスーパーバイク世界選手権に参戦していたトプラク・ラズガトリオグルとの間でオプション付きの契約を締結し、1年目はプリマ・プラマック・ヤマハに所属。2年目は6月20日にファクトリーチームのラインナップが発表されたことから、セカンドファクトリーチームからの継続参戦が内定しており、第9戦チェコGP後のタイヤテストでは、ヤマハが開発中の『850cc』を初試乗。今回正式に所属先が発表された。

ヤマハ発動機とのパートナーシップに終止符を打つことになったジャック・ミラーは、「ヤマハ、プリマ・プラマック・ヤマハ、そしてプロジェクトに関わる全ての人たちに、共に歩む機会を与えてくれたに感感謝したい。」

Jack Miller, Prima Pramac Yamaha MotoGP™, LIQUI MOLY Grand Prix of Germany
Jack Miller, Prima Pramac Yamaha MotoGP™, LIQUI MOLY Grand Prix of Germany

「未来に向けて懸命に努力するチームの一員として、充実した経験を積むことができた。誰もプロジェクトを前進させるために全力を尽くし、僕もその役割を担えたことを誇りに思う。」

「まだまだ自分にはできること、成し遂げられることがあると信じている。このモチベーションを胸に、これからも進んで行く。キャリアの次の章、そしてその旅がどこへ続くのか、とても楽しみ。しかし、その前に、今シーズンはまだレースが残っている。チームと共に、好結果でシーズンを締め括ることに集中する」とリリースを配信。他のカテゴリーでキャリアを継続することを示した。

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