ドゥカティ・レノボ・チームのマルク・マルケスは、第14戦サンマリノ&リミニ・リビエラGPのティソ・スプリントで1列目2番グリッドからホールショットを決めてレースをリード。2ラップ目、3ラップ目、4ラップ目、6ラップ目、そして11ラップ目にファステストラップを刻んで、第2戦ブラジルGP、第4戦スペインGP、第8戦ハンガリーGP、第11戦ドイツGP、第13戦アラゴンGPに続き2戦連続6度目の優勝を挙げた。
「誰もが試すように僕も試すけど、上手くいく時もあれば、そうでない時もある。ソフトタイヤによるスタートからのアドバンテージを避けるために、最初からリードして、最後までコントロールすることに努めた。」
12ポイント加算
「明日の14時までは精神的な価値がある。その後はどうなるか見てみよう。状況は1日で大きく変わることもあるけど、この勝利は自信と力を与えてくれる。ライダーにとって良い結果は燃料のようなもの。良い気分になれるけど、それは明日の14時まで。14時40分まで別のレースがあるから、その時にどうなるか見てみよう。」
ピットボードの価値
「ピットボードでタイム差を把握する。2番手とのタイム差が1.1秒もあることを見て、少し気を緩めてしまった。ちょうどその時、マルコ・ベッツェッキが猛プッシュし、確か彼のベストラップの1ラップだったと思うけど、その瞬間、差がぐっと縮まり、もう一度プッシュせざるを得なかったけど、1秒差の状況では、リスク管理など、あらゆることにコントロールする必要がある。ダッシュボードに集中するライダーもいるけど、僕は昔ながらのピットボードを好む。集中できるし、一度見ればミスを犯さないから。」
ロングレースに対する心構え
「明日2位になれたら良いと考えるのは、今日の表彰台にはミディアムタイヤを履いたライダーが2人いて、ソフトタイヤを履いたライダーが1人いたから。今日はミディアムが最適だったと考えたし、明日はマルコ・ベッツェッキもミディアムを使うだろう。ペースやデータを何度もチェックするけど、昨日はミディアムの方がソフトよりもペースが良かったから、もう少しペースを上げてくるだろう。」
「だけど、これはレース。僕たちもプレイする。そのことを理解しなければいけない。今日のこのアドバンテージがあれば、明日5ポイントを失ったとしても、3ポイントを取り戻したことになるから、それほど悪くはない。」
警戒するセクター
「最も警戒していたのはセクター3。明日彼がアタックを仕掛けて来るのは、セクター3か1だろう。だから、彼のミスを考える余裕はない。今日はリスク管理を徹底したけど、ブレーキングで少しでも油断してしまうと、コンマ3秒も一気に縮まってしまう。」
作戦の手の内
「スプリントの嫌なところはそこ。僕は昔から直感を頼りに即興で走るのが得意だったけど、ここにいるライダーたちは誰もが凄く優秀だし、何より、同じことを1度、2度、3度と繰り返せば、コツを掴まれてしまう。」
「明日はやらなきゃいけないけど、全ては状況次第。計画を立てても、それが上手くいくとは限らない。クラッチを離すタイミング、他車との距離、それに応じて上手くコントロールするかどうか。」
カギは2コーナー
「あれがディフェンスのやり方だった。進入して、守って、そして既に形成されたトレインのように立ち上がる。」
ブーイングなし
「もう10年が経った。ブーイングがあったとしても、慣れたことだし、集中している。当然、アスリートとして、拍手喝采を望み、全てのファンからフェアプレーを望む。それに、ここではマルク・マルケスよりもマルコ・ベッツェッキが応援され、叫ばれている。それは当然のこと。ここはイタリアだから。アラゴンでは逆だった。だから、大切なのは誰もが楽しみ、僕たちが全力を尽くすこと。」
バレンティーノ・ロッシの自伝
「現役から引退したら読むかもしれない。」