第14戦サンマリノ&リミニ・リビエラGPのプレスカンファレンスは、9月10日にミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリのプレスカンファレンスルームで開催され、総合1位ホルヘ・マルティン、総合2位マルク・マルケス、総合3位マルコ・ベッツェッキが出席。第13戦アラゴンGPを振り返り、明日開幕するシーズン14戦目の期待を語った。
ホルヘ・マルティン
「自分がチャンピオン候補だったと1度も思ったことはない。毎週末、優勝を争えるほどのスピードがあると感じていない。改善が必要。もちろん、誰もが勝つためにここにいる。彼らのスピードに追いつけるよう努力を続ける。現時点では少し遅れをとっていると感じているから。フリープラクティスではいつも、コンマ3~4秒ほど差をつけられてしまう。」
「まだ自分のベストの状態に達していないけど、あのスピードを取り戻し、タイトルを争うために彼らと競い合えるよう懸命に取り組んでいる。アラゴンでは、それほど強い走りができなかったけど、ここでは巻き返したい。過去に走っていて楽しかったトラック。 それに昨年はマルコ・ベッツェッキがスプリントレースで優勝を挙げ、アプリリアは高い競争力を見せた。」
「マルク・マルケスも勝った。ミサノでのレベルは常に非常に高い。誰もがものすごく速いけど、準備はできている。スピードを上げるために取り組んでいるし、トップライダーたちと再び戦えることを期待している。シーズンを通して、多くのライダーが好不調の波を経験する。 シーズンはまだ長いけど、僕たちトップ3が少しリードしているようだ。」
「僕はまだ万全の状態だと言えない。すごく調子が良いレースもあれば、苦しんでしまうレースもある。チャンピオンシップを争い続けるためには、この状況をしっかりと理解する必要がある。ただ、これから控えているレースの中には、自分にとって合っていると感じるレースが幾つかある。」
「どのレースも非常に重要。『自分の実力は最後のレースで決まる』と父は幼い頃から教えてくれた。アプリリアのホームサーキットで優勝できたら最高。調子は良い。全力を尽くす。もしそれが叶わなくても、学び続け、成長していくしかない。」
「これまで何度も怪我を負い、多くのことを学んだ。今なら、3位に入るために危険にさらさなければならないとしても、4位で満足できる。ハングリー精神や野心が欠けているわけではない。今一番大切なことが分かっているから。それは、完走してポイントを稼ぐこと。転倒して3戦に欠場することではない。」
「インスタグラムでマルク・マルケスの写真を見たけど、あれは衝撃的だった。これがこのスポーツ。誰もが傷や痛み、怪我など、様々な問題を抱えている。危険ではあるけど、僕たちは『MotoGP™』を愛し、楽しんでいる。」
マルク・マルケス
「昨年は非常にタフなレースだった。マルコ・ベッツェッキは、僕がドゥカティで全盛期だった頃に限界まで激しく追い詰めた。今年、彼は非常に速いだろう。食らいついていきたい。紙面上、彼はさらに強いだろう。」
「チャンピオンシップの鍵は最速になること。速ければ勝つ。そのためには、リスクを冒さなければならない。最速であれば、全てが楽になる。」
「アラゴンで言ったように、腕に関する質問には少しうんざりしている。キャリアを通して学んだことが1つあるとすれば、憶測に終止符を打つには、正直でなければならないということ。自分の本当の状況を明らかにした。今の状態で、タイトルを目指して戦う。」
「あれはアラゴンでの木曜日。シルバーストンでは腕のことは話したくなかったけど、『インサイド・ドゥカティ』で取り上げられた。怒ったわけではない。ドゥカティはファンに情報を見せたかっただけ。チームに腕のことを話したいと伝えた。それは僕のアイデア。チームからは意見をもらったけど、個人的なことだったので、最終的には自分で決めなければならなかった。腕に関する質問はエネルギーを消耗してしまうから、タイトル争いの真っ只中にそのエネルギーを全てトラックに集中される必要がある。噂や憶測が飛び交う時、最も良い手段は透明性を保ち、正直に話すことで、疑問を払拭すること。今は落ち着いている。もし聞かれたら、アラゴンの後で既に答えたと答える。」
「最高のマルク? 『MotoGP™』で生き残るために必死に努力している今だろう。これからは、自分が望む勝利を掴むために、もっと努力を重ねなければならない。走り続けるかどうかは僕自身の決断。誰も僕に強制しているわけじゃない。」
マルコ・ベッツェッキ
「素晴らしい週末となった。アンドレア・キミ・アントネッリの圧巻のレースで締め括られた、最高の経験だった。彼は信じられないほど素晴らしかった。友人の成功を見ると、大きなモチベーションになる。僕も彼にとって少しでも刺激になればと思う。モンツァでの彼の走りは、僕にとって本当にアドレナリンがほとばしるような体験だった。」
「マルク・マルケスとバトルした昨年と比べるのは難しい。僕たちのバイクも、ドゥカティのバイクも違ったから。確かに昨年は僕たちも彼も速かったから、今年も強くなれることを期待する。ホルヘ・マルティンは2023年に優勝を挙げ、僕は2位だった。彼はチャンピオンシップリーダーだから、常に注意を払わなければならない。トラックは複雑ながら、間違いなく、厳しい週末になるだろう。バイクに乗るのが楽しみ。ベストを尽くそう。」
「ホームグランプリに到着し、シーズンを通して好調を維持すると、ファンが本当に盛り上がって応援してくれる。それは本当に嬉しい。僕にとって、このレースは特別だけど、結局のところ、1レースに過ぎない。」
「全力を尽くす。これからもそうするつもり。勝ちたくないと言ったら嘘になるけど、膝の怪我はまだ完全には治っていない。まだ少し痛みがある。肩はだいぶ良くなった。今はシーズン序盤の調子を取り戻すことが一番の目標。」
天気予報
金曜日から日曜日まで晴れが予報され、最高気温は26度。