レッドブル・KTM・テック3は、9月28日に左肩のリハビリに専念していたマーベリック・ビニャーレスが10月2日から4日にモビリティリゾートもてぎで開催される第16戦日本GPで復帰するため、開催前日の1日にサーキット内のメディカルセンターでメディカルチェックを受けると発表した。
昨年7月にザクセンリンクで開催された第11戦ドイツGPの公式予選2で転倒した際に左肩を脱臼骨折。4戦に欠場した後、ホームグランプリの第15戦カタルーニャGPで復帰したが、パフォーマンスが向上せず、第18戦インドネシアGPから4戦に欠場。最終戦バレンシアGPで復帰。
2度のオフィシャルテストを経て、序盤2戦に参戦したが、左肩の状態が良くないことから、第3戦アメリカGP前に検査を受けたところ、埋め込まれていたネジが外れていたことから、フリープラクティス1後に昨年7月に手術を受けたイタリアの病院で手術を受けることを決断したことから欠場。3戦に欠場して第6戦カタルーニャGPで復帰したが、左肩の外旋筋力が回復しないことから、サマーブレイクを利用して精密検査を受けたところ、棘上筋は完全に治癒しているものの、小さな断裂があることが判明。後半戦の初戦、第12戦イギリスGPから4戦に欠場。
第15戦オーストリアGP後、レッドブルリンク-シュピールベルクで開催されたタイヤテストに参加した後、レッドブル・アスリート・パフォーマンス・センターで医学的及び身体的評価を受け、良好な結果を得たことから日本に移動することになり、メディカルチェックで出走の許可を得ることができれば、フリープラクティス1で第11戦ドイツGP以来82日ぶりにミシュランタイヤを装着したKTM機を走らせる。
マーベリック・ビニャーレス
「遂に復帰できることが本当に嬉しい。ここ数か月は長い道のりだったけど、この日を迎えるために毎日懸命に取り組んできた。まだ万全の状態ではないけど、正しい方向に進んでおり、次のステップへ踏み出す準備は整ったと感じている。」
「もてぎでは、段階的に調子を上げ、身体の状態を把握し、バイクの感覚を取り戻すことが目標となる。 回復期間中、尽力し支えてくれたレッドブル・アスリート・パフォーマンス・センターや医師たちに感謝したい。再びバイクに乗り、レースができることを心から楽しみにしています。」
ニコラス・ゴヨン(チームマネージャー)
「マーベリック・ビニャーレスが日本で再びチームに合流することになり、大変嬉しく思います。この過程において、我々が何よりも優先してきたのは、復帰を急ぐことではなく、彼の回復をサポートし、万全の状態で戻ってこられるようにすることでした。当初の予想よりも長い道のりとなりましたが、彼はリハビリ期間中、懸命に取り組んできました。今こうしてグリッドに戻れる状態になったことを大変喜ばしく思います。」
「これほど長い期間のブランクを経ての復帰には、時間を要することを理解しています。週末を通じて彼をサポートし、段階的にリズムを取り戻せるように取り組んで行きます。同時に、ライダーのラインナップが再び揃うことは、チーム全体にとって素晴らしいことであり、もてぎでマーベリックと共に仕事ができることを楽しみにしています。」