2年間のヨーロッパ選手権を経験した後、1990年にマールボロ・チーム・ピレリ・ホンダからデビューしたロリス・カピロッシは、1年目に史上最年少王者(17歳と165日)に輝き、翌年にはタイトル連覇に成功した。
1992年、同チームと共に250ccクラスへ挑戦を開始。1995年には500ccクラスへ進出すると、翌年は、マールボロ・ヤマハ・チーム・レイニーに移籍した。
1997年、アプリリアのファクトリーチームから250ccクラスに復帰すると、翌年には1993年を再現するように原田哲也とのタイトル争いを展開。250ccクラスを初制覇した。
1999年は、1991年に125ccクラスでタイトル争いを演じたファウスト・グレシーニ率いるチームから参戦。2000年からは、ホンダ・ポンスから500ccクラスに再挑戦を開始した。
2003年、新規参戦のドゥカティに移籍。開幕戦日本GPで表彰台デビューを飾ると、第6戦カタルーニャGPで初優勝。2005年の第15戦日本GPでは、外国メーカー初の優勝をもたらしただけでなく、2007年には同グランプリ3連覇を達成した。
2008年は、リズラ・スズキに移籍。第13戦サンマリノGPで史上最多参戦となる277戦目に到達すると、第17戦マレーシアGPでは、史上2人目となる通算3000ポイントをクリア。2009年第11戦チェコGPで最高峰クラス史上2人目となるポイント奪取150戦目を達成。2010年の開幕戦カタールGPでは、通算300戦目に到達した。
通算22年目の2011年は、2010年11月6日に契約合意したドゥカティのサテライトチーム、プラマック・レーシングからエントリー。あと1勝に迫った通算30勝と史上7人目となる通算100度目の表彰台獲得を目指す。