鈴鹿サーキットがコース改修工事を実施
鈴鹿サーキットが、更に安全でエキサイティングなレース開催を目指し、一部コース形状変更を伴う改修工事を実施することを発表した。00年12月から02年3月にかけ、大規模な改修工事を実施した鈴鹿サーキットは、近年のマシン性能向上に合わせて毎年行われる改修工事の一環として、「130R」から「カシオトライアングル(シケイン)」にかけての改修工事を実施する。改修工事にあたっては、鈴鹿サーキットがモトGPとF1の両世界選手権を開催する世界でも数少ないレーシングコースであり、FIM(国際モーターサイクルリズム連盟)とFIA(国際自動車連盟)双方のアドバイスを受け、03年2月末に完成する予定である。
今回のコース改修工事では、「130R」から「カシオトライアングル(シケイン)」にかけて。「130R」改修は、イン側にコースを移動し、85Rと340Rの複合コーナーに変更。アウト側のランオフエリア拡幅(最大25mから40m)と共に一部をアスファルト化し、コースアウト時のコントロール性を高める。また、「カシオトライアングル(シケイン)」は、コース侵入を130R側に65m移設し、鋭角的シケインから大きなカーブに変更。そして、モトGPでは更にもう一つのシケインを設置し、クランク形状のコーナーに変更する。
この改修工事によって、コース距離が3m延長され、全長5.824kmとなる。
アバウト
コンタクト
motogp.com
© 2016 Dorna Sports SL. All rights reserved. All trademarks are the property of their respective owners.
初めてのアクセスですか?登録