第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP~Moto2™クラスプレビュー

残り6戦のタイトル争い。29ポイント差のルティを筆頭に、マルケス、オリベイラ、バグナイア、パシーニ、中上らが総合1位のモルビデッリに挑戦。

第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPは、ミサノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリで8日(金)に開幕、10日(日)に決勝レース(現地時間12時20分/日本時間19時20分)が行われ、前戦イギリスGPで2戦連続8度目の表彰台を獲得したポイントリーダーのフランコ・モルビデッリが、昨年5位に進出したホームトラックでポイントアドバンテージの拡大を目指す。

前戦で4位に進出した総合2位のトーマス・ルティは、昨年6位だった当地で26ポイント差から29ポイント差に広がったポイントギャップを詰めに行き、トップ走行中に転倒を喫した総合3位のアレックス・マルケスは、昨年10位だった経験を活かし、総合1位との68ポイント差、総合2位との39ポイント差に挑戦。コースアウトが影響した総合4位のミゲール・オリベイラは、予選順位と序盤のパフォーマンスを課題に、総合3位との14ポイント差に挑む。

地元勢では、新人勢の最高位に進出する総合5位のフランセスコ・バグナイアを筆頭に、前戦で今季2度目の表彰台を獲得した総合6位のマティア・パシーニ、総合8位のシモーネ・コルシ、総合10位のルカ・マリーニ、昨年初優勝を挙げた総合16位のロレンソォ・バルダッサーリらが優勝、表彰台を狙う。

前戦で今季初優勝を挙げた総合7位の中上貴晶は、昨年2年連続3度目の表彰台を獲得した当地で、連続表彰台を目指せば、総合27位の長島哲太は、初めて走るトラックへの適応から始め、今季3度目のポイント圏内進出を狙う。