RW・レーシング・GPのバーリー・バルトゥスは、第19戦マレーシアGPのフリー走行1でイン側から追い越しを図った他車の転倒に巻き込まれる形で転倒した際に左足の踵を骨折。ベルギーに帰国して手術を受けることになり、最終戦バレンシアGPを欠場することになった。
オランダのチームは、第18戦オーストラリアGPのフリー走行1で転倒した際に左手首を骨折したゾンタ・ファン・デン・グールベルクの復帰を期待。
フレックスボックス・HP・40のホルヘ・ナバーロは、第18戦オーストラリアGPの決勝レースで転倒した際に他車との激突が原因で骨折した左脚の大腿骨をメルボルン市内の病院で手術を受けた後、退院の許可が下ったことから、オーストラリア連盟の招待を受け、市内で開催されたスーパークロス世界選手権を観戦。医師の許可が下り次第、スペインに帰国する。
MV・アグスタ・フォワード・レーシングのシモーネ・コルシは、第18戦オーストラリアGPの決勝レースで転倒した際に負傷した右手の小指をイタリア・ローマ市内の病院で手術。『Moto2™』最後のレースとなる最終戦バレンシアGPでの復帰に向けてリハビリを開始すれば、代役として招集を受けたジュニアチームに所属するダビド・サンチェスは、第19戦マレーシアGPの決勝レース、1ラップ目の2コーナーで発生した多重クラッシュにより左鎖骨を骨折。
アンジェラス・MTA・チームのステファノ・ネパは、第19戦マレーシアGPの決勝レースで12番グリッドから第17戦タイGP4位、第18戦オーストラリアGP5位の勢いに乗って1ラップ目に4番手に浮上したが、2ラップ目の9コーナーでハイサイドから今季5度目の転倒。
幸い後方の全てのライダーたちがトラック上に横転したネパとKTM機を寸前で回避したことで惨事に見舞われなかったが、左脚の脛骨と腓骨を骨折したことから、クアラルンプール市内の病院に搬送され、近日中に帰国に必要な最初の手術を受ける予定。
ビジョントラック・レーシング・チームのスコット・オグデンは、30番グリッドから2ラップ目の15コーナーで今季14度目の転倒を喫して右足の第5中足骨を骨折。イギリスに帰国して精密検査を受けることになった。