レディング、3戦連続4度目の0ポイント

フリー走行4で5番手、公式予選1で1番手に進出したが、技術的な問題でリタイアを決断。

オクト・プラマック・ヤクニックのスコット・レディングは、第6戦イタリアGPの決勝レースで、10番グリッドから6位争い中の7ラップ目にインストルメントクラスターからレッドランプが点滅したことから、ペースダウンを決断。エンジンのダメージを回避するために、9ラップ目にピットボックスに戻り、リタイアを決断した。

第3戦アメリカGPでインディペンデントチームライダーの最高位となる6位に進出した後、第4戦スペインGPは、リアのスピニングが原因で19位。第5戦フランスGPは、第2戦アルゼンチンGPを再現するように技術的な問題でリタイアを強いられたが、週末は初日総合8番手、レースシミュレーションとなるフリー走行4で5番手、公式予選1で1番手に進出。大きな自信を持って、決勝レースに挑んだが、3戦連続4度目の0ポイントで終わった。

「ミスは犯していない。ある視点から見れば、パフォーマンスに満足。ペースはすごく良かったからチームに感謝したい。問題?レッドランプが点滅した。問題が解決できるかを確認するために、スローダウンしたけど、改善の兆しがなかったから、エンジンのダメージを避けることを選択した。浮き沈みがあったけど、週末を通じて全体的には良かったから残念。バルセロナで改めてトライしよう」と、リタイアの理由を説明した。