左肩負傷のラバットがホームレースに挑戦

前戦で脱臼骨折した左肩を手術した後、治療とリハビリに専念。

エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDSは31日、前戦イタリアGPのフリー走行3で今季3度目の転倒を喫した際に左肩胸鎖関節を脱臼骨折したティト・ラバットが、今週末にバルセロナ‐カタルーニャ・サーキットで開催される第7戦カタルーニャGPに参戦することを発表した。

脱臼骨折から2日後の23日にバルセロナ市内の大学病院で、チャンピオンシップのメディカルスタッフであるチャビエル・ミル医師の下、骨折箇所を固定する手術を受け、無事に成功。

ホームレースに向けてモチベーションが高まる27歳のスペイン人ライダーは、「最初に全てのメディカルスタッフとムジェロの関係者たち、チームのみんなに感謝したい。彼らの迅速な対応により、今週末のホームレースに走れる機会を与えてくれた。医師たちの素晴らしい手術は、いつものようにすごく上手く行き、ここ数日間は体調を可能な限り整えるために集中した。」

「目標は、パワーを可能な限り取り戻すこと。そして、もう一歩前進するために、チーム、ホンダと一緒に仕事を進めること。転倒する前までは、少し前進していた。完走して、バイクのフィーリングを高めよう。それができれば、成功の週末と言えるだろう」と、意気込みを語った。

ラバットは、開催前日の2日にサーキット内のメディカルセンターで回復具合を確認する。