公式予選:バスティアニーニが2戦連続のPP奪取

総合8位のバスティアニーニがフリー走行2から1番時計を連発。ロカテッリ、カネトが1列目、尾野と鈴木は9‐23番手。

第9戦ドイツGPの公式予選は16日、ザクセンリンクで行われ、総合8位のエネア・バスティアニーニが週末3度目、今季8度目のトップタイムをマーク。前戦TTアッセンに続き、通算6度目のポールポジションを奪取した。

気温21度、路面温度34度のドライコンディションの中、セッション開始早々にダニー・ウェッブ車からオイルが漏れたことから、転倒が相次ぎ赤旗で提示された後、フリー走行3で週末2度目の1番時計を刻んだフリー走行総合1番手のバスティアニーニは、3度のコースインで16ラップを周回すると、1分28秒台を2回、1分27秒台を3回記録。1分27秒129の1番時計を刻んだ。

フリー走行総合12番手のアンドレア・ロカテッリは、3度のコースインで16ラップを周回すると、1分28秒台を5回、1分27秒台を3回記録して、0.319秒差の2番手。自己最高位を獲得、昨年4月の第2戦アメリカズGP以来となるキャリア2度目の1列目に進出すれば、フリー走行総合3番手のアロン・カネトは、3度のコースインで17ラップを周回すると、1分28秒台を6回、1分27秒台を1回記録して、0.372秒差の3番手。第5戦フランスGPに続き自己最高位タイのグリッドを獲得。

フリー走行総合22番手のボ・ベンスナイダーは、0.393秒差の4番手。昨年のレッドブル・ルーキーズ・カップで優勝した当地で自己最高位を獲得すれば、フリー走行総合21番手のホルヘ・ナバーロは、0.409秒差の5番手。フリー走行総合2番手のブラッド・ビンダーは、0.437秒差の6番手。フリー走行総合10番手のジュール・ダニーロ、フリー走行総合14番手のジョン・マックフィーが続いた。

フリー走行総合9番手の尾野弘樹は、4度のコースインで最多の20ラップを周回すると、1分28秒台を6回、1分27秒台を2回記録して、0.690秒差の9番手に入り、今季の最高位に進出。

フリー走行総合5番手のホルヘ・マルティンは、2ラップ目の6コーナーで今季6度目の転倒を喫したが、トップ10入り、フリー走行総合11番手のフランセスコ・バグナイアは11番手。

フリー走行総合4番手のロマーノ・フェナティは、2ラップ目の3コーナーで週末3度目、今季3度目の転倒を喫して、1.194秒差の17番手。フリー走行総合7番手のニコロ・ブレガは、1.273秒差の21番手。

フリー走行総合21番手の鈴木竜生は、3度のコースインで18ラップを周回すると、1分28秒台を7回記録して、1.340秒差の23番手。

フリー走行総合6番手のアンドレア・ミニョは、2.283秒差の30番手。

フリー走行総合8番手のニッコロ・アントネッリは、3ラップ目の4コーナーで週末2度目、今季15度目の転倒を喫した際に左鎖骨を骨折。フリー走行総合18番手のマリア・エレーラは、11ラップ目に今季4度目の転倒を喫した際に左手首を骨折したことから、明日の決勝レースを欠場する。