第11戦チェコGPの公式予選は20日、アウトモトドローム・ブルノで行われ、ポイントリーダーのブラッド・ビンダーが週末3度目、今季12度目のトップタイムをマーク。第2戦アルゼンチンGP、第7戦カタルーニャGPに続き、今季3度目となるポールポジションを奪取した。
気温21度、路面温度29度のドライコンディションの中、今季3度目のフリー走行総合1番手に進出したビンダーは、3度のコースインで13ラップを周回すると、2分08秒台を4回、2分07秒台を1回記録。2分07秒785の1番時計を刻んだ。
フリー走行総合2番手のアンドレア・ミニョは、3度のコースインで12ラップを周回すると、2分08秒台を1回、2分07秒台を1回記録して、0.158秒差の2番手に入り、3度目の自己最高位タイを獲得すれば、フリー走行総合3番手のエネア・バスティアニーニは、12ラップ目の5コーナーで今季3度目の転倒を喫したが、3度のコースインで11ラップを周回すると、2分08秒台を3回記録して、0.257秒差の3番手に入り、4戦連続5度目の1列目を確保。
フリー走行総合4番手のホルヘ・マルティンは、0.353秒差の4番手に入り、自己最高位タイを獲得。フリー走行総合9番手のファビオ・ディ・ジャンアントニア、フリー走行総合7番手のニコロ・ブレガ、フリー走行総合22番手のニッコロ・アントネッリ、フリー走行総合13番手のフィリップ・エッテル、フリー走行総合10番手のアロン・カネト、フリー走行総合15番手のヤコブ・コーンフィールがトップ10入り。
フリー走行総合11番手のホルヘ・ナバーロは12番手。フリー走行総合12番手のジョアン・ミルは14番手。フリー走行総合8番手のファビオ・クアルタラロは16番手。
フリー走行総合6番手のフランセスコ・バグナイアは、10ラップ目の11コーナーで今季6度目の転倒を喫して17番手に後退。
フリー走行総合5番手の尾野弘樹は、2ラップ目に今季9度目の転倒。8ラップの周回に止まったが、2分09秒台を1回、2分08秒台を1回記録して、1.151秒差の18番手に後退すれば、フリー走行総合23番手の鈴木竜生は、3度のコースインで14ラップを周回すると、2分09秒台を5回記録して、1.502秒差の26番手だった。