決勝レース:ロースが独走で今季2勝目

プライベートテストの成果を発揮したロースが優勝で、タイトル獲得の可能性を掴めば、中上は5位、リンスは6位、ザルコは8位。

第14戦アラゴンGPの決勝レースは25日、モーターランド・アラゴンで行われ、総合4位のサム・ロースが第4戦スペインGP以来10戦振りに優勝、今季2勝目、通算3勝目を挙げ、総合3位に再浮上した。

気温22度、路面温度32度のドライコンディションの中、今季5度目のポールポジションからスタートしたロースは、序盤から2日間のプラクティスで刻んだペースで再現させ、独走でチェッカーを受ければ、2番グリッドのアレックス・マルケスは、3.289秒差の2位。地元で中量級初の表彰台を獲得。

8番グリッドのフランコ・モルデビッリは、チームメイトから0.032秒差の3位。今季4度目の表彰台を獲得し、7番グリッドのトーマス・ルティは4位。

3番グリッドの中上貴晶は、10.722秒差の5位。13番グリッドのアレックス・リンス、6番グリッドのロレンソォ・バルダッサーリ、5番グリッドのヨハン・ザルコ、11番グリッドのシモーネ・コルシ、4番グリッドのジョナス・フォルガーがトップ10入り。21番グリッドの長島哲太は、42.019秒差の23位。

チャンピオンシップは、総合1位のザルコが8ポイントを加算し、通算202ポイント。総合2位のリンスが1ポイント差、総合3位に再浮上したロースが40ポイント差、総合4位に後退したルティが48ポイント差に接近。

次戦日本GPは、ツインリンクもてぎで10月14日に開幕、16日に決勝レースが行われる。

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