フリー走行1:上位陣が走行を見送る

ポイントリーダーのミル、総合2位のマルティン、前戦勝者のフェナティらが走行をキャンセル。コーンフィールが1年ぶりに1番時計。

第4戦スペインGPのフリー走行1は5日、ヘレス・サーキットで行われ、フル参戦8年目のヤコブ・コーンフィールが昨年5月の第5戦フランスGPフリー走行3以来となる今季初めてのトップタイムをマーク。2012年7月の第8戦ドイツGP以来となる週末最初のセッションを制した。

気温18度、路面温度18度のウェットコンディションの中、序盤3戦でまだポイントを獲得していないコーンフィールは、2度のコースインで9ラップを周回すると、2分01秒台を3回記録。2分01秒000の1番時計を刻めば、総合22位のトニー・アルボリーノは、2度のコースインで10ラップを周回すると、2分01秒台を2回記録して、0.309秒差の2番手。

ワイルドカードのビセンテ・ペレスは、ウェットコンディションだったMoto3™ジュニア世界選手権の経験を活かして、0.348秒差の3番手に進出。3月に当地で開催されたオフィシャルテストで総合1番手に進出した総合12位のニコロ・ブレガは4番手。総合14位のニッコロ・アントネッリは5番手。総合3位のジョン・マックフィーは5番手。

総合16位の鈴木竜生は、9ラップを周回して1.244秒差の7番手。総合5位のアンドレア・ミニョ、ワイルドカードのラウール・フェルナンデェス、総合7位のフィリップ・エッテルがトップ10入り。

総合19位の佐々木歩夢は、4ラップを周回して3.641秒差の17番手。総合18位の鳥羽海渡は、8ラップを周回して6.336秒差の22番手。

ポイントリーダーのジョアン・ミル、総合2位のホルヘ・マルティン、前戦で今季初優勝を挙げた総合4位のロマーノ・フェナティ、総合6位のファビオ・ディ・ジャンアントニオ、総合8位のアロン・カネト、総合11位のエネア・バスティアニーニらは走行を見送った。

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