決勝レース:パシーニが8年ぶりに優勝

クラス最年長(31歳)&最多参戦(196戦)のパシーニがMoto2™クラスで初優勝。ルティ、マルケスが表彰台。モルビデッリは4位。中上は巻き込まれて転倒リタイア。

第6戦イタリアGPの決勝レースは4日、ムジェロ・サーキットで行われ、総合13位のマティア・パシーニが、86戦目のMoto2™クラスで初優勝。250ccクラスのラストシーズンとなった8年前の2009年に当地で優勝して以来、中量級で3勝目、キャリア通算11勝を挙げ、総合6位に浮上した。

気温23度、路面温度31度のドライコンディションの中、3番グリッドのパシーニは、ゴールラインまで展開された優勝争いを制し、4番グリッドのトーマス・ルティは、0.052秒差の2位。2戦連続5度目の表彰台を獲得すれば、2番グリッドのアレックス・マルケスは、0.123秒差の3位に入り、2戦ぶり2度目の表彰台を獲得。

ポールポジションのフランコ・モルビデッリは、3.643秒差の4位。9番グリッドのミゲール・オリベイラ、6番グリッドのルカ・マリーニ、18番グリッドのドミニケ・エガーター、10番グリッドのシモーネ・コルシ、7番グリッドのホルヘ・ナバーロ、23番グリッドのブラッド・ビンダーがトップ10入り。28番グリッドの長島哲太は24位。

8番グリッドのロレンソォ・バルダッサーリは、1ラップ目の15コーナーでハイサイドから転倒。アウトサイドに位置していた5番グリッドの中上貴晶に激突し、2人が転倒リタイア。

22番グリッドのチャビ・ビエルゲは、公式予選で今季3度目の転倒を喫した際に胸部を強打したことから、医師団の薦めを受けて、決勝レースを欠場。

チャンピオンシップは、ポイントリーダーのモルビデッリに対して、総合2位のルティが13ポイント差に接近した。

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