第7戦カタルーニャGP~MotoGP™クラスプレビュー

総合1位のビニャーレスに、前戦勝者のドビツィオーソ、最多優勝を誇るロッシ、地元出身のマルケス、ペドロサらが挑戦。

第7戦カタルーニャGPは、バルセロナ‐カタルーニャ・サーキットで9日(金)に開幕、11日(日)に決勝レース(日本時間21時00分)が行われ、前戦イタリアGPで今季4度目の表彰台を獲得したポイントリーダーのマーベリック・ビニャーレスが最高峰クラスで6位と4位、軽量級と中量級で4年連続して表彰台を獲得した当地で、ライバルたちの挑戦を受ける。

欧州で最も美しい街と称されるスペインのバルセロナ郊外に建設された当地は、完成された翌年の1995年から継続開催。昨年、故ルイス・サロンのアクシデントと安全面を考慮して、レイアウトが変更された。

イタリアンメーカーを走らせるイタリア人ライダーとして、ムジェロ・サーキットで初優勝を挙げたアンドレア・ドビツィオーソは、2012年に3位表彰台、昨年7位だった当地で、23日から2日間のプライベートテストを実施。勢いに乗って、26ポイント差を詰めに行く。

ホームレースで4位に入り、総合3位を維持したバレンティーノ・ロッシは、参戦2年目の1997年から3年連続の優勝、最高峰クラスに進出した2000年から7勝を含む13度の表彰台を獲得。そして、昨年キャリア通算114勝を挙げた得意とするトラックで、総合1位との30ポイント差、総合2位との4ポイント差に挑戦。

総合4位のマルク・マルケスと総合5位のダニ・ペドロサは、総合10位のカル・クラッチロー、総合16位のティト・ラバットと共に当地でプライベートテストを実施。困難だった前戦の後、収集したデータを参考に上位進出を目指す。

前戦で8位だった総合7位のホルヘ・ロレンソは、5位に進出した総合13位のアルバロ・バウティスタ、総合15位のロリス・バス、総合18位のエクトル・バルベラ、総合19位のカレル・アブラハムと共に2日間のプライベートテストを実施。

ホンダ、ドゥカティと共に、アプリリアのアレイシ・エスパルガロとサム・ロウズもプライベートテストを実施。スズキのアンドレア・イアンノーネ、KTMのポル・エスパルガロとブラッドリー・スミスは、プライベートテストを実施しなかったが、決勝レースの翌日に開催されるオフィシャルテストに参加を予定。

スズキは、2戦連続して負傷代役を務めたシルバン・ギュントーリを継続起用。アレックス・リンスは、オフィシャルテストの参加を予定。回復具合を確認する。

当サイトの『VideoPass』とオフィシャルアプリの『Official MotoGP™ App』では、8日(木)のプレスカンファレンスから決勝レースまでライブ配信を提供。