フリー走行3:マルケスが転倒後に最速時計

ホンダのマルケスとペドロサ、ヤマハのロッシとビニャーレス、ドゥカティのドビツィオーソがトップ5入り。

第10戦チェコGPのフリー走行3は5日、アウトモトドローム・ブルノで行われ、ポイントリーダーのマルク・マルケスが今季16度目のトップタイムをマーク。前戦ドイツGPに続き、2戦連続してフリー走行総合1番手に進出した。

気温25度、路面温度36度のドライコンディションの中、開始早々の4分後、初日総合12番手だったアルバロ・バウティスタのドゥカティ車から液体が漏れて、初日総合10番手のマルケスと初日総合8番手のカル・クラッチローが今季14度目と12度目の転倒。その際にダメージを受けたエアーフェンスの修復を目的に赤旗が提示。

約10分間の中断後、マルケスは18ラップを周回すると、1分56秒台を6回、1分55秒台を2回記録。1分55秒370の1番時計を刻めば、初日総合7番手のダニ・ペドロサは、3ラップ目に今季7度目の転倒を喫したが、17ラップを周回すると、1分56秒台を5回、1分55秒台を2回記録して、0.171秒差の2番手に進出。

初日総合14番手のバレンティーノ・ロッシは、4度のコースインで19ラップを周回すると、1分56秒台を3回、1分55秒台を1回記録して、0.388秒差の3番手。初日総合11番手のマーベリック・ビニャーレスは、4度のコースインで18ラップを周回すると、1分56秒台を5回、1分55秒台を2回記録して、0.403秒差の4番手。

初日総合1番手のアンドレア・ドビツィオーソは、0.407秒差の5番手。バイクを乗り換えたクラッチローは、0.449秒差の6番手。初日総合9番手のアレイシ・エスパルガロは7番手。初日総合4番手のヨハン・ザルコは、今季6度目の転倒を喫して8番手。2台のマシンに新型カウルを装着した初日総合15番手のホルヘ・ロレンソ、先月前腕を手術した初日総合17番手のロリス・バスがトップ10入り。

初日総合2番手のジョナス・フォルガーは11番手。初日に2度の転倒を喫したアンドレア・イアンノーネ、初日総合5番手のエクトル・バルベラ、初日総合13番手のポル・エスパルガロが続き、ミサノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリで実施したプライベートテストで試した新型カウルを投入した初日総合3番手のダニロ・ペトルッチは16番手だった。

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