決勝レース:マルケスが2戦連続5勝目

地元スペイン勢のマルケス、ペドロサ、ロレンソ、ビニャーレスがトップ4を独占。負傷から復帰のロッシは5位。

第14戦アラゴンGPの決勝レースは24日、モーターランド・アラゴンで行われ、ポイントリーダーのマルク・マルケスが2戦連続5勝目、最高峰クラスで33勝目、当地で2年連続4勝目、チャンピオンシップ史上6人目となるキャリア通算60勝目を達成し、タイトル争いにおいて、ライバルたちとのアドバンテージ広げた。

気温27度。路面温度40度のドライコンディションの中、5番グリッドのマルケスは、12ラップ目に2番手、16ラップ目にトップ飛び出すと、6番グリッドのダニ・ペドロサは、安定したラップを刻んで順位を上げ、ラスト3ラップには2番手に浮上。0.879秒差の2位に入り、ホンダのファクトリーチーム、レプソル・ホンダが第4戦スペインGP、第10戦チェコGPに続き、地元で今季3度目となるワンツーフィニッシュ。

2番グリッドのホルヘ・ロレンソは、ホールショットを決めて、前戦を再現するようにレースの主導権に握ると、2.028秒差の3位に入り、第4戦スペインGP以来となる今季2度目の表彰台を獲得。

ポールポジションのマーベリック・ビニャーレスは、5.256秒差の4位。3番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、5.882秒差の5位。

8番グリッドのアレイシ・エスパルガロは、開幕戦カタールGP以来となるベストリザルトタイの6位。7番グリッドのアンドレア・ドビツィオーソ、9番グリッドのアルバロ・バウティスタ、11番グリッドのヨハン・ザルコ、14番グリッドのポル・エスパルガロがトップ10入り。12番グリッドのミカ・カリオは11位。10番グリッドのアンドレア・イアンノーネは12位。

前戦で自己最高位の2位を獲得した16番グリッドのダニロ・ペトルッチは20位。4番グリッドのカル・クラッチローは、週末2度目、今季17度目の転倒を喫してリタイアした。

チャンピオンシップは、総合1位のマルケスが総合2位のドビツィオーソに16ポイント差、総合3位のビニャーレスに28ポイント差にアドバンテージを広げ、総合5位のペドロサが54ポイント差の総合4位に浮上した。

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