最高峰クラスのオフィシャルテスト3日目、最終日は30日、セパン・インターナショナル・サーキットで行われ、ドゥカティ・チームのホルヘ・ロレンソがトップタイムをマーク。今年最初のオフィシャルテストで総合1番手に進出した。
2日目4番手のロレンソは、11度のコースインで48ラップを周回すると、2分00秒台を15回、1分59秒台を3回、1分58秒台を1回記録。2015年2月に記録されたテストベストラップ(1分58秒867)を更新する1分58秒830の1番時計を刻み、ブルノ・サーキットで実施された2016年8月22日以来となる1番手に進出。
2日目に2番手から8番手に後退したアンドレア・ドビツィオーソは、10度のコースインで連続11ラップを含む51ラップを周回すると、2分00秒台を16回、1分59秒台を4回記録して、0.339秒差の4番手。
2日間連続5番手のジャック・ミラーは、5度のコースインで連続15ラップのロングランを含む36ラップを周回すると、2分00秒台を18回、1分59秒台を3回記録して、0.516秒差の5番手を維持。2日目9番手のダニロ・ペトルッチは、0.698秒差の10番手。2日目15番手のティト・ラバットは、ロングランを実行中に転倒を喫して0.717秒差の11番手。2日目19番手のアルバロ・バウティスタは、1.375秒差の15番手。2日目20番手のカレル・アブラハム、1.744秒差の19番手。
2日目に1番手から12番手に後退したダニ・ペドロサは、9度のコースインで連続15ラップのロングランを含む58ラップを周回すると、2分00秒台を22回、1分59秒台を2回記録して、0.179秒差の2番手に浮上。2日目3番手のカル・クラッチローは、14度のコースインで連続15ラップのロングランを含む65ラップを周回すると、2分00秒台を17回、1分59秒台を2回記録して、0.222秒差の3番手を維持。
2日間連続7番手のマルク・マルケスは、11度のコースインで連続15ラップのロングランを含む最多の75ラップを周回すると、2分00秒台を最多の35回、1分59秒台を4回記録して、0.552秒差の7番手。
2日目13番手のアレックス・リンスは、10度のコースインで連続10ラップを含む52ラップを周回すると、2分00秒台を16回、1分59秒台を4回記録して、0.518秒差の6番手にジャンプアップ。2日目10番手のアンドレア・イアンノーネは、0.785秒差の12番手。
2日目2番手のバレンティーノ・ロッシは、13度のコースインで54ラップを周回すると、2分00秒台を13回、1分59秒台を3回記録して、0.619秒差の8番手。2日目6番手のヨハン・ザルコは、9度のコースインで連続13ラップのロングランを含む55ラップを周回すると、2分00秒台を10回、1分59秒台を最多の5回記録して、0.681秒差の9番手。
2日目に13番手から1番手に浮上したマーベリック・ビニャーレスは、16度のコースインで71ラップを周回すると、2分00秒台を16回回記録して、1.717秒差の18番手。
KTMは、2日目に転倒を喫したポル・エスパルガロが大事を取って走行をキャンセルすれば、2日目16番手のブラッドリー・スミスは、1.690秒差の22番手。
アプリリアは、2日目11番手のアレイシ・エスパルガロは、1.132秒差の13番手。2日目23番手のスコット・レディングは、1.982秒差の21番手。
新人勢は、2日目に転倒を喫して12番手から21番手に後退した中上貴晶が、9度のコースインで連続14ラップのロングランを含む54ラップを周回すると、2分00秒台を10回記録して、1.241秒差の14番手。2日目17番手のフランコ・モルビデッリは、1.696秒差の17番手。2日目26番手のチャビエル・シメオンは、1.954秒差の20番手。2日目27番手のトーマス・ルティは、2.296秒差の24番手。
ジョナス・フォルガーの代役として招集された2日目25番手のヨニー・エルナンデェスは、2.393秒差の25番手だった。
最高峰クラスに参戦12チームは、今年2度目のオフィシャルテストが開催されるチェーン・インターナショナル・サーキットに初集結。2月16日から3日間のテストを実施する。
オフィシャルテスト 1日目: 1分59秒427 (ダニ・ペドロサ) 2日目: 1分59秒355 (マーベリック・ビニャーレス) 3日目: 1分58秒830 (ホルヘ・ロレンソ) テストベストラップ: 1分58秒867 (15年‐マルク・マルケス) サーキットレコード: 2分00秒606 (15年‐ホルヘ・ロレンソ) サーキットベストラップ: 1分59秒053 (15年‐ダニ・ペドロサ)