決勝レース:マルケスがオースティンで6年連続の優勝

13年から6年連続の優勝を飾れば、ビニャーレスとイアンノーネが今季初表彰台。ロッシは4位。中上は14位。

第3戦アメリカズGPの決勝レースは22日、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われ、ウォームアップ走行で週末5度目の1番手に進出した総合5位のマルク・マルケスが、4番グリッドから独走優勝。昨年10月の第16戦オーストラリアGP以来5戦ぶり今季初優勝、最高峰クラスで36勝目、キャリア通算62勝目、当地で初開催された13年から6年連続の優勝を挙げ、総合2位に浮上した。

気温22度、路面温度35度のドライコンディションの中、ポールポジションのマーベリック・ビニャーレスは、3.560秒差の2位に入り、5戦ぶりとなる表彰台を獲得すれば、2番グリッドのアンドレア・イアンノーネは、6.704秒差の3位に入り、16年11月の最終戦バレンシアGP以来21戦ぶり、スズキで初めてとなる表彰台を獲得。

5番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、9.587秒差の4位。8番グリッドのアンドレア・ドビツィオーソは、3番グリッドのヨハン・ザルコとの5位争いに競り勝ち、9番グリッドのダニ・ペドロサは7位。13番グリッドのティト・ラバット、18番グリッドのジャック・ミラー、19番グリッドのアレイシ・エスパルガロがトップ10入り。6番グリッドのホルヘ・ロレンソは11位。

12番グリッドの中上貴晶は14位に入り、2戦連続してポイント圏内に進出。

7番グリッドのカル・クラッチローは、6番手走行中の8ラップ目に今季2度目の転倒を喫して19位。11番グリッドのアレックス・リンスと16番グリッドのハフィス・シャリンは転倒リタイア。

チャンピオンシップは、総合2位のドビツィオーソがポイントリーダーに再浮上。マルケスが1ポイント差の総合2位、ビニャーレスが5ポイント差の総合3位に浮上すれば、クラッチローは8ポント差の総合4位に後退。

次戦スペインGPは、ヘレス・サーキットで5月4日に開幕、6日に決勝レースが行われる。

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