決勝レース:アクシデント多発後に劇的なワンツーフィニッシュ

転倒、激突、フライング、ショートカット、タイムペナルティ後、レジェンドに捧げる感動的な勝利。

第5戦フランスGPの決勝レースは20日、ルマンのブガッティ・サーキットで行われ、5番グリッドのアルベルト・アレナスが参戦29戦目で初優勝を飾り、総合25位から12位に浮上した。

気温19度、路面温度33度のドライコンディションの中、9番グリッドのアンドレア・ミニョは、1.60秒差の2位。今季のベストリザルトを獲得して、アンヘル・ニエト・チームがワンツーフィニッシュを達成すれば、4番グリッドのマルコス・ラミレスは、0.709秒差の3位に入り、2戦連続の表彰台を獲得。

8番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは、1番手でチェッカーフラッグを受けたが、レース中にシケインをショートカットしたことから3秒のペナルティが課せられて4位に後退。7番グリッドのニッコロ・アントネッリもシケインのショートカットで1.8秒のペナルティが課せられて5位。

2番グリッドのヤコブ・コーンフィールは、ラスト2ラップに転倒で横転したバイクの上で通過して、シケインのショートカットで1.3秒のペナルティを課せられたが、今季の最高位となる6位に進出。13番グリッドのトニー・アルボリーノも自己最高位の7位。最後尾の28番グリッドからスタートしたアロン・カネトは8位まで挽回。

14番グリッドの鈴木竜生は、セカンドグループで2番手となる9位。日本勢の最高位に進出すれば、24番グリッドの佐々木歩夢は16位。25番グリッドの鳥羽海渡は17位。16番グリッドの真崎一輝は、オープニングラップで他車と接触しコースの外に飛ばされたが、転倒を回避して、最後尾から18位まで挽回。

6番グリッドのマルコ・ベツェッキは、最終ラップに2番手後退した直後に転倒。後方を走っていたポールポジションのホルヘ・マルティンはベツェッキ車に激突して転倒。

ウォームアップ走行で最速時計を刻んだ3番グリッドのエネア・バスティアニーニは、優勝、表彰台争い中のラスト2ラップに転倒して、2戦連続3度目の転倒リタイアを喫した。

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