レースディレクションは、1月にトラックのレイアウト変更と路面再舗装の工事を実施した第7戦カタルーニャGPの開催地、バルセロナ-カタルーニャ・サーキットで最高峰クラスのテストを計画。オフィシャルテストでもプライベートテストでもなく、オフィシャルタイヤサプライヤー、ミシュランの協力を得て、タイヤテストを実施することを決定。
悪天候を考慮し、サーキットを2日間(22日と23日)予約。初日、雨天により順延を決定したことから、『コンセッション』の資格を所有するメーカーは、プライベートテストを実行することを決断。一方で、『コンセッション』の資格がないメーカーは、テスト日数を考慮して、走行を見送った。
18年シーズンに『コンセッション』の資格を所有するメーカーは、スズキ、アプリリア、KTMの3メーカー。シーズン中にエンジンの開発ができ、年間で最大で9基までの使用が可能。さらに、テストタイヤアロケーションの範囲内であれば、テスト日数は無制となる。
スズキ(チーム・スズキ・エクスター/6日間実施)
ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエト: 11月22日から3日間
ムジェロ・サーキット: 5月11日から2日間
バルセロナ-カタルーニャ・サーキット: 5月22日
アプリリア(アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ/7日間実施)
ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエト: 11月22日から3日間
サーキット・オブ・ジ・アメリカズ: 4月23日
ムジェロ・サーキット: 5月11日から2日間
バルセロナ-カタルーニャ・サーキット: 5月22日
KTM(レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング/5日間実施)
ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエト: 11月22日から3日間
ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエト: 3月28日
バルセロナ-カタルーニャ・サーキット: 5月22日
『コンセッション』の資格を所有しないのは、ホンダ、ヤマハ、ドゥカティ。開幕前にエンジンが封印され、年間で使用可能な台数は7基まで。年間のテスト日数が5日間に制限される。
レプソル・ホンダ(5日間中2日間テスト実施)
ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエト: 3月26日
ムジェロ・サーキット: 5月11日
LCR・ホンダ(3日間)
ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエト: 11月22日から2日間
ムジェロ・サーキット: 5月11日
エストレージャ・ガリシア・0,0・マーク・VDS(2日間)
ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエト: 11月22日から2日間
モビスター・ヤマハ・MotoGP(3日間)
セパン・インターナショナル・サーキット: 11月27日から2日間
ムジェロ・サーキット:5月11日
モンスター・ヤマハ・テック3(2日間)
セパン・インターナショナル・サーキット: 11月27日から2日間
ドウカティ・チーム(3日間)
ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエト: 11月22日から2日間
ムジェロ・サーキット: 5月11日
アルマ・プラマック・レーシング(4日間)
ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエト: 11月23日から2日間
ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエト: 3月26日から2日間
レアーレ・アビンティア・レーシング(2日間)
ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエト: 11月22日から2日間
アンヘル・ニエト・チーム(2日間)
ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエト: 11月22日から2日間
第7戦カタルーニャGPと第10戦チェコGP後には、オフィシャルテストを予定している。