決勝レース:16年日本GP勝者のバスティアニーニが優勝

総合1位のベツェッキが2位。トップを走行した鈴木は5位。鳥羽は7位。佐々木と真崎は転倒リタイア。

第7戦カタルーニャGPの決勝レースは17日、バルセロナ-カタルーニャ・サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした総合7位のエネア・バスティアニーニが最終ラップの1コーナーでトップに飛び出し、16年10月に日本GP以来、27戦ぶりに優勝。通算3勝目を挙げて、総合4位に浮上した。

気温27度、路面温度39度のドライコンディションの中、9番グリッドのマルコ・ベツェッキは、ゴールライン手前で逆転。0.167秒差の2位に入り、2戦連続5度目の表彰台を獲得すれば、8番グリッドのガブリエル・ロドリゴは、0.170秒差の3位に入り、キャリア通算64戦目で初表彰台を獲得。7番グリッドのジョン・マックフィーは、今季の最高位となる4位。

3番グリッドの鈴木竜生は、スタート直後に2番手。9ラップ目にはトップを走行する好走を見せ、0.639秒差の5位。今季の最高位に進出すれば、6番グリッドの鳥羽海渡は、6.801秒差の6位。自己最高位を獲得すれば、13番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは7位。

フリー走行3の低速走行が原因で27番グリッドからスタートしたアロンソ・ロペスは、7人によるセカンドグループ内のバトルに競り勝ったが、コースアウトが原因でポジションを2つ降格するペナルティが課せられて8位。25番グリッドのデニス・フォッジア、ワイルドカード参戦のラウール・フェルナンデェスがトップ10入り。

ウォームアップ走行で週末2度目の1番手に進出した2番グリッドのホルヘ・マルティンは、1番手走行中の9ラップ目に今季4度目の転倒。4番グリッドの佐々木歩夢は、11番手走行中の15ラップ目に今季4度目の転倒。11番グリッドの真崎一輝は、15番手走行中の5ラップ目に今季初転倒を喫した。

チャンピオンシップは、ポイントリーダーのベツェッキが20ポイントを加算。総合2位に浮上したディ・ジャンアントニオに対して、19ポイント差のアドバンテージを広げ、今季3度目の転倒リタイアを喫したマルティンは、23ポイント差の総合3位に後退した。

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