決勝レース:ロレンソが2連勝を達成

マルケスとロッシが表彰台獲得。クラッチロー、ペドロサ、ビニャーレスが続き、中上は転倒リタイア。

第7戦カタルーニャGPの決勝レースは17日、バルセロナ-カタルーニャ・サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした総合10位のホルヘ・ロレンソが2ラップ目からレースの主導権を握り、前戦イタリアGPに続き、2年ぶりとなる2戦連続の優勝を達成。最高峰クラス46勝目、当地で3年ぶり6勝目、キャリア通算67勝目を挙げ、総合7位に浮上した。

気温27度、路面温度45度のドライコンディションの中、2番グリッドのマルク・マルケスは、4.479秒差の2位に入り、今季5度目の表彰台を獲得すれば、7番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、6.098秒差の3位に入り、3戦連続4度目の表彰台を獲得。

10番グリッドのカル・クラッチローは4位。11番グリッドのダニ・ペドロサ、4番グリッドのマーベリック・ビニャーレス、8番グリッドのヨハン・ザルコ、6番グリッドのダニロ・ペトルッチ、22番グリッドのアルバロ・バウティスタ、5番グリッドのアンドレア・イアンノーネがトップ10入り。

ワイルドカード参戦したKTMとスズキのテストライダー、23番グリッドのミカ・カリオと25番グリッドのシルバン・ギュントーリは、レース開始早々に転倒。3番グリッドのアンドレア・ドビツィオーソは、3番手走行中の9ラップ目に今季3度目の転倒。

予選16番手のアレイシ・エスパルガロは、ウォームアップ走行で低速走行を実施したことから、グリッドポジションを3つ降格するペナルティが課せられ、19番グリッドからスタートしたが、17番手走行中の5ラップ目に転倒。

12番グリッドの中上貴晶は、16番手走行中の14ラップ目に16番グリッドのブラッドリー・スミスをイン側から抜こうとした際にフロントから転倒。スミス車に激突して、両者がリタイアすれば、9番グリッドのティト・ラバットは、9番手走行中の19ラップ目にマシンが炎上して戦線から離脱。13番グリッドのジャック・ミラーと15番グリッドのアレックス・リンスはピットボックスに戻ってリタイアした。

チャンピオンシップは、ポイントリーダーのマルケスが20ポイントを加算。総合2位のロッシに対して、ポイントアドバンテージを23ポイント差から27ポイント差に拡大。総合4位のドビツィオーソは、49ポイント差の8位に後退。

最高峰クラスは当地に延滞。シーズン中2度目となるオフィシャルテストを実施する。

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